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Qtum(クオンタム)の全て〜特徴からオススメ取引所まで〜

どうも!こんにちは!

クリプトマッスルです!

みなさん、GWいかがお過ごしですか?今日は、Qtum(クオンタム)について説明します。

Qtum(クオンタム)とは?

【概要】

Qtumは略号がQTUMの仮想通貨で、シンガポールにあるQtum財団が開発を手掛けるオープンソースのブロックチェーンプロジェクトです。

ビットコインとイーサリアムのいいとこ取りの仮想通貨でNEO(ネオ)に似た特徴を持っています。

特徴

  • ビットコインとイーサリアムのハイブリッド

The new paradigm of Qtum is where we bring the new industry-friendly consensus with a stable, safe and scalable platform. Qtum is combining the best parts of bitcoin and ethereum.

Qtumの新しいパラダイムは、安全で安定している拡張性のあるプラットフォームで、新しい業界準拠の合意をもたらす場所です。つまり、Qtumはビットコインとイーサリアムの良いとこ取りです。

(引用元:Forbes

Qtum開発者のPatrick Dai氏がForbesの取材でこのように述べています。

つまり、ビットコインが持つ高い安定性イーサリアムの持つスマートコントラクトを併せ持っているためにより複雑な取引も可能になります。そうすることでIoT、保険、金融取引などよりビジネス向けの仮想通貨になっています。

  • AAL

AALとはAccount Abstraction Layerの略で、直訳するとアカウント抽象化レイヤーで、ブロックチェーンとトランザクションシステムを階層によって分け、その仲介的役割を果たすシステムになっています。QtumはAALを導入することで、本来は互換性のないビットコインとイーサリアムの間の架け橋のような存在になり、安定性とスマートコントラクトの両機能を併せ持つことを実現しました。

  • UTXO

UXTOとはUnspent Transaction Outputの略で、直訳すると未使用トランザクションアウトプットという意味で、QtumはUTXOベースで取引を行うため、ブロックチェーン上には取引データしか記録されません。これは、銀行の通帳のように残高を記録するのではなく、取引データを元に残高を管理する方法です。

これとは別に、イーサリアムのようなアカウントベースの取引もあります。こちらはブロックチェーン上に残高を記録するため、二重送金などが起こる可能性があります。この弱みを狙った事件も起こっています。UTXOベースだとこの二重送金のリスクを減らし、またデータの軽量化に伴い送金速度も早くでき、さらに匿名性が確保されるので、セキュリティ面を高めることができます。

中国による影響

  • メリット

Qtum開発者のPatrick Dai氏ですが、実はもともと中国超大手IT企業アリババとアリペイ最高分析担当者として働いていた経歴を持っています。こういった背景から中国との関係性が非常に高い通貨になります。次々と新しい取引所で上場していっている中で、中国からの何かしらのアクションがあればそれは大きなメリットの可能性に本質的にはつながるでしょう。

  • デメリット

中国は、現在取引所を閉鎖して規制を敷いています。それは仮想通貨の見えない可能性や危険性から来ているものだと思いますが、仮想通貨市場がもう少し成熟して形が形成されてくるまでの中国の行動次第ではデメリットにもなり得ます。

Qtum core wallet(クオンタムコアウォレット)

Qtum core wallet(クオンタムコアウォレット)とはQtumの公式ウォレットです。こちらはデスクトップウォレットになります。

ウォレットの種類などを詳しく知りたい方はこちら。

Qtum core walletの詳しい使い方や作り方などは以前の記事をご覧ください:

Playcoin(プレイコイン):QTUM Core Walletの作り方とPlaycoinの受け取り方(動画付き)

 

取引所

国内取引所では取り扱いがないため、海外取引所を使用する必要があります。

オススメは

  • BITTREX(ビットレックス)
  • Binance(バイナンス)

の2つです。

詳しくは以前の記事をご覧ください:

QTUM(クオンタム)最新価格と購入できる2つの仮想通貨取引所:bittrex/binance

まとめ

Qtumは、仮想通貨の2大巨頭であるビットコインとイーサリアムのハイブリッド型というだけあって、かなり画期的で今後に期待ができます。

また、中国に強いパイプをもつQtumですが、中国版LINEの微信と提携し、Qtumの流通を目指すという話もあります。

そして今後は、ビジネスプラットフォームとして日常的に活用される可能性もありますの、将来性にはかなりの期待ができます。

 

 

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