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時系列でみる仮想通貨の歴史とその後の未来

2018年7月現在、仮想通貨は1600を超える銘柄が存在しています。しかし全ての始まりは、わずか9ページしかない論文でした。現在1BTC=70万円を超えるビットコイン相場も、かつては1BTC=0.1円以下という時代も存在します。

今回はビットコインやイーサリアムなど仮想通貨が誕生した歴史について紹介します。

論文登場:2008年

この年にビットコインの元となるSatoshi Nakamotoの論文「Bitcoin:A Peer-to-Peer Electronic Cash System」が世の中に登場しました。この論文ではブロックチェーンの基本構造・マイニングの仕組み・半減期の必要性などが語られています。ただしマイニングという名称自体はこの論文中には出ていません。

仮想通貨誕生:2009年

Satoshi Nakamotoの論文を元にビットコインの誕生が2009年です。この時のビットコイン相場は1BTC≒0.07円でした。

ビットコインピザデイ:2010年5月22日

仮想通貨による決済が始めて成立した日です。2010年5月17日にアメリカ人ラズロ・ハニエツがビットコインのフォーラムでビットコインによるピザの購入を申し出ました。これに応じたイギリス在住の人が2枚25ドルのピザを代理注文、22日にラズロへとピザ2枚が送られています。この代理注文の報酬は1万BTCでした。
なおラズロは2018年2月25日にライトニングネットワークを使い、同じくピザ2枚を購入しています。

ビットコインの時価総額100万円突破:2010年11月

現在では時価総額10兆円を超えているビットコインは、2010年11月には100万円を超えたばかりでした。8年弱の間にビットコインの時価総額は、100万倍にまで膨れ上がったことになります。

ビットコイン最初の半減期を迎える:2012年11月28日

半減期とはマイニング報酬が半分になることです。2012年11月28日以前のビットコインマイニング報酬は50BTC、2012年11月28日から次の半減期までは25BTCとなります。
ビットコインの半減期は、21万ブロック生成される度に発生します。そのためビットコインの1ブロックは10分で生成されるため、約4年ごとに半減期を迎えることになります。ビットコイン2度目の半減期は2016年7月10日でした。3度目の半減期は2020年と予想されています。

リップル配布開始:2013年11月~2014年4月

リップルの支払いシステムプロジェクト自体は、ビットコイン誕生以前の2004年から計画されていました。その後ビットコインやブロックチェーンの技術を参考に改良され、仮想通貨としてのリップルが誕生しています。当時のリップル相場は1XRP≒0.5円でした。

中国の金融機関によるビットコインの取引禁止:2013年12月5日

2018年7月現在、中国は仮想通貨の取引を全面的に禁止しています。しかし始めから全面的な禁止をしていたわけではなく、徐々に規制を強めていきました。そのような中国の仮想通貨規制の始まりが2013年12月5日の金融機関によるビットコイン関連商品の取り扱い禁止です。この規制により1BTC≒12万円を超えていたビットコイン相場は、1BTC≒8万円代にまで落ち込んでいます。

日本国内に仮想通貨取引所誕生:2014年

2014年4月1日にZaifの前身である仮想通貨取引所etwingsが開設されました。この後4月8日にBtcBox、5月26日にbitFlyer、6月18日にbitbank、6月30日にQuoineがサービスを開始しています。
2011年から日本国内のビットコイン取引所としてMt.Goxがありましたが2014年2月に閉鎖しています。etwingsは、Mt.Gox閉鎖後初の日本国内の仮想通貨取引所です。

イーサリアム誕生:2014年2月

イーサリアムの誕生は2014年になります。9月には2000ETH=1BTCという交換レートでプレセールが行われました。当時のビットコイン相場は1BTC=5万円ですので、1ETH=25円で交換されたことになります。
イーサリアムの正式リリースは2015年8月です。リリース当初の相場は1ETH=200円でしたが、2015年10月には1ETH=0.01円にまで下落しています。現在の相場はおよそ1ETH=5万円ですので、プレセールの頃と比較すると2000倍、リリース直後の相場と比較すると250倍にまで高騰したことになります。

まとめ

仮想通貨は論文が書かれて11年目、ビットコインが誕生してからもまだ10年目です。しかしこの短期間に市場の成長を促す出来事もあれば、下落に繋がる出来事も発生しています。仮想通貨の市場は今後も拡大するという意見もありますが、現状の仮想通貨の情勢をバブルだと見なしている専門家の声もあります。いずれにせよ、仮想通貨が世の中にとってより便利なものになってくれることを願いたいですね。


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