大手暗号資産取引所FTXは米時間10月21日、米フロリダ州マイアミのFTXアリーナで開催されたNBA開幕戦の入場者全員に記念NFTを配布したことが明らかになりました。
2021年春、FTXはプロバスケットボールチームであるマイアミ・ヒートが本拠地を置くアメリカン航空アリーナの命名権を獲得してまだ半年ほどです。この獲得以後には米プロスポーツ界での提携に積極さを見せており、NFL界の伝説的ベテランと言われるトム・ブレイディ選手とのアンバサダー契約も締結しています。
同月21日にはNBAでもヒートのキャプテンであるベテラン・ユドニス・ハスレム選手とアンバサダー契約を締結したことを明らかにするとともに、「You In, Miami?」キャンペーンの開始も発表していました。なおこのキャンペーンは暗号資産に関する認知度向上を目的としています。
21日の開幕戦はFTXアリーナに名称変更されてからは初の公式戦となりました。これを記念してか、来場者全員には「You In, Miami?」と書かれたTシャツを無料配布し、Tシャツの裏のQRコードをスキャンすると、FTXアリーナ限定版のNFTが貰えるという斬新なキャンペーンを実施したのです。
試合はホームチームのマイアミ・ヒートが昨季の優勝を獲得したミルウォーキー・バックスに137-95で快勝し、42点差での開幕戦勝利となりました。この開幕戦での137得点は球団新記録樹立となり、出だし好調です。
新しくFTXのアンバサダーに就任したユドニス・ハスレム選手も暗号資産取引所FTXの広告をSNSに投稿しており、「FTXと共に暗号資産に関する啓蒙活動や暗号資産アクセスの向上、そして地域貢献に取り組んでいく。」との意思を示しました。
また29歳ながら純資産225億ドル(約2.5兆円)を誇り、米フォーブス誌の米国の長者番付「フォーブス400」にも名を連ねているFTXのサム・バンクマン・フリードCEOも本拠地戦を観戦したということです。