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コインチェック:3DボクセルアバターThe Meebitsの取扱いを開始

10月2日、暗号資産取引所コインチェックを運営するコインチェック株式会社は提供するNFTマーケットプレイスCoincheck NFT(β版)にて、2021年11月9日から3Dボクセルアバター「The Meebits」の取扱い開始を明らかにしました。

またこれを記念し、Coincheck NFT(β版)では世界に994個しか存在しないTattooを持つMeebitsなど、合計6個のMeebitsが11月16日より販売されるということです。限定販売されるMeebitsの決済に利用できる通貨はイーサリアムとなっており、販売価格は5~7.5ETH(現在レートで、約250万円〜375万円)とも発表されています。

NFTアートCryptoPunksを手掛けるLarva Labsが5月にローンチしたNFTプロジェクトがこのThe Meebitsです。イーサリアムチェーン上で生成される3Dボクセルアバターで、メタバースやゲーム、VRでの利用が可能となっています。さらにアバターの髪型やファッション、アクセサリーなどはそれぞれ異なっているため、発行数は2万体に限定されることになります。

今回の発表について、同社は以下のようにコメントしました。

今回、国内外で人気の高いThe Meebitsを、初心者でも簡単にNFTの取引ができるCoincheck NFT(β版)で新たに取扱うことで、より多くの方々にNFTに興味を持っていただくきっかけや実際に取引いただく機会を提供したいと考えています。

 

Larva Labs社は今年9月、米国大手タレント事務所UTAとの提携を発表しており、今後はよりいっそう映画やテレビなど様々なメディアでの露出が増えていくことが期待されています。

The Sandboxも流行

Coincheck NFT(β版)ではブロックチェーンゲームとして人気の高いThe Sandbox内の土地「LAND」も購入が可能になっています。今年の4月には1個あたり0.7ETHのLANDを計33個(530万円相当)出品していますが、予想を超える約2時間という速さでの完売を記録しました。同タイトルもメタバース領域として注目されていることが窺えます。

また今月2日にThe Sandboxは、インターネット発のキャラクター開発を手がける株式会社クオンと提携し、仮想空間上に同社専用の土地「Quan LAND」を開設したことが大きな注目を集めました。オリジナルNFT販売や、同社開発のNFTプロジェクトCryptoCrystalとの連携など様々な施策が行われる予定も明らかになっています。

さらに同日、ソフトバンクグループが運営するファンドVision Fund 2がThe Sandboxについて、100億円の調達ラウンドを主導したことが判明しました。