オーストラリア、西オーストラリア州最大級の総合大学『カーティン大学』は、博士課程の学生に対して仮想通貨を利用した奨学金制度を立ち上げる予定であることを発表しました。
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このプログラムにより、企業や個人はブロックチェーンやサイバーセキュリティなどの分野を専攻する博士課程の学生に対し、仮想通貨で支援を行うことが可能になります。
同システムは『仮想通貨PhD奨学金基金』という名前で
- ビットコイン
- イーサリアム
の2銘柄で寄付を行うことができます。
カーティン大学の副学長補佐研究員であるガリー・アンソン教授は
今回立ち上げられたファンドは、新たな技術を学ぶ学生を支援し、テクノロジーをさらに発展させるチャンスだと思います。
と述べています
この寄付システムは、学生ローンの支払いや教育機関向け授業料支払いシステムを手がけるネルネット・インターナショナルと、ブロックチェーン基盤の分散型マーケットプレイスを手がけるセントラリティにより開発され、ビットコインやイーサリアムによるリアルタイムで直接的な資金のやりとりを実現しています。
ブロックチェーンや仮想通貨業界の発展には、新たな技術者の育成は不可欠です。
今回のプログラムが世界中の企業や投資家を巻き込んでこのような問題を解決するきっかけになることが期待されています。