国内最大手の仮想通貨取引所であるbitFlyer(ビットフライヤー)を運営する株式会社bitFlyer Holdingsおよび株式会社bitFlyerは25日、代表取締役および取締役の異動を発表しました。
今回の異動では、日本の仮想通貨業界を長く牽引してきた加納 裕三氏に代わり、平子 惠生氏が代表取締役に就任します。
加納氏は引き続き取締役として残る方針で、「コーポレートガバナンスの構築をさらに徹底した上で、経営体制を一層強化する事が目的」とされています。
平子氏は元ライブドア執行役員で、現在はコンサルティング事業などを手掛ける株式会社MJS Finance&Technologyの取締役を務めており、今後は同社の役員を兼任していく方針です。
また、株式会社bitFlyerの代表取締役を務めていた鈴木 信義氏に代わり、上記と同じく平子氏が新たに代表取締役に就任し、滝本 訓夫氏が取締役に就任しました。
滝本氏はマネジメント事業などを手掛けるBREEZE株式会社の代表取締役を務めており、平子氏同様、今後は同社の役職を兼任していきます。
bitFlyer(ビットフライヤー)は昨年6月22日、経営管理体制が不十分だとして、金融庁から認可済み取引所としては初の行政処分を受け、新規受付を一時停止していましたが、BTCFXトレーダーを中心に依然として高い人気を誇っており、国内仮想通貨取引所の取引額はBTC価格と反比例するかのように上昇しています。
(引用元 : JPBITCOIN.COM)
この半年間で自主規制団体の認定やcoincheckに金融庁から正式に業務登録が下りるなど、日本における仮想通貨取引市場は着々と進んでおり、国内の市場の状況は大きく変わってきています。経営陣や内部関係を整え、新しいスタートを切るbitFlyerに注目です！