ビットコイン用ウォレットの『エレクトラム』がビットコインの決済処理能力の向上や、手数料削減を目指す技術であるライトニングネットワークのサポートを開始することをロシアの仮想通貨メディアであるフォークログが報じました。
エレクトラムの開発者であるThomas Voegtlin氏が、ウクライナで開催されたブロックチェーンイベントで記者に対して話し、具体的なリリース日は明かしていませんが、新たなエレクトラムの試験版を披露しました。
エレクトラムは、2011年に登場した仮想通貨ウォレットで、仮想通貨業界の中では非常に古くから存在しています。現在も開発が進められており、最新版が先日発表されました。
Voegtlin氏はライトニングネットワークの実装について
私たちは1年間にわたってライトニングネットワークの実装に向けて取り組んできました。現在では実装できる段階まで開発は進んでおり、7月末には実現することができます。
と話しており、これまで高速性やシンプルさで多くの人の支持を集めてきたエレクトラムが、どのように変わっていくか、注目が集まっています。