シンガポールの仮想通貨取引所で、出来高基準で31位の取引所である『DragonEX』と『BiKi.com』が、ハッキング被害を受けたことを公式テレグラム上でユーザーに報告しました。
ビットコインやイーサリアムの他、数多くのアルトコインも被害にあったと報告されています。
同取引所の管理スタッフの主張によれば、3月24日、DragonEXがハッキング被害を受け、ユーザーの仮想通貨資産と取引所側の資産が不正流出しました。
報告によると、盗難にあった資産の一部は取り返すことができたものの、依然として大部分は取り返せておらず、残りの分も取り返そうと尽力しています。
既に運営は、エストニア、タイ、シンガポール、香港などの警察側に報告し、調査協力をしています。
現在取引所のサービスは全て一時的に停止しており、性格な盗難資金とその復旧に関しては一週間以内に報告するそうです。
また、ユーザー側の損失に関しては、DragonEX側が全ての責任を取るとしています。
DragonEXは、多くのアルトコインを取り扱っている取引所で、流出したコインは以下の通りです:
- BTC
- ETH
- XEM
- XRP
- ETC
- NEO
- ABBC
- LTC
- BCHABC
- XLM
- XMR
- ADA
- ONT
- TRX
- BTM
- XAS
- ICX
- QTUM
- USDT
現在、被害額については明らかになっていません。
取引所のハッキング事件は未だ絶えない状況にあり、1月にはニュージーランドの仮想通貨取引所がハッキング攻撃を受け、現在も回収は終わっていません。