イランの商工鉱業農業会議所(ICCIMA)は7月22日、イランの経済委員会が仮想通貨のマイニングを合法化したことを発表しました。
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イラン政府は現在、既存の法律に則り、マイニングを規制する方法を探っています。
イラン中央銀行のアブドルセナール・ヘンマティ総裁は
デジタルコインをマイニングすることが政府の経済委員会で承認された。今後は閣議で本格的に協議される予定だ。
と述べており、政府のエネルギー次官であるホユマン・ハアリ氏も同様にマイニングに対しての電気料金を内閣で投票により決めるべきだと述べています。
イラン政府は、マイニングを公式に認めるかどうか決めきれず、今年6月には2つのマイニングファームが当局に資産を差し押さえられました。
イランは、電気料金が他国に比べてとても低く、仮想通貨のマイニングを行うファームにとっては長らく魅力的な市場として注目されていました。
しかし、今年の1月にはイラン中央銀行が仮想通貨を決済手段に導入することに対して否定的な声明を発表し、今後どのように変化していくかは定かではありません。
イランの仮想通貨産業が今後どのように発展していくか、注意深く見ていく必要がありそうです。