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クリプトマッスルです!
先週11月16日の金曜日にビットコインキャッシュがハードフォークしたのを皮切りに各仮想通貨の価格が暴落していますが、そんな中、Factom(ファクトム)は15日から数日間で65%以上の価格急上昇を記録しました。
そこで、今回はそのFactom(ファクトム)の価格急上昇の要因について迫って見たいと思います。
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Factom(ファクトム)とは
通貨名 | ファクトム(Factom) |
通貨略号 | FCT |
アルゴリズム | ビットコインに依存 |
公開日 | 2015年9月1日 |
発行上限枚数 | 上限なし |
開発者 | Peter Kirby |
公式サイト | Factomの公式サイト Factomの日本語サイト |
ホワイトペーパー | Factomのホワイトペーパー |
Factom(ファクトム)は2015年に公開された比較的新しいプロジェクトで、「ファクトム」は通貨ではなくプラットフォームの名前になり、その取引を行う際に使われる通貨名がFactoid(FCT:ファクトイド)という通貨になります。
非常に簡単にいうと、書類をブロックチェーン上に保管するために開発された仮想通貨ということになります。
また、「ファクトムハーモニー」と呼ばれる、新たな施策も注目されています。
ファクトムハーモニー
Factom(ファクトム)は、文書の認証や存在証明、電子記録やログ記録を残すために、ブロックチェーン技術を採用しています。
ファクトムの技術が実現したことで、その証明書が記録されたことを、第三者機関に委託せずに証明することが可能になりました。
そうすることで、より公的な証明書を維持するコストや、これまでのあらゆる証明書に関する問題が、解消されることに繋がっていきます。
Factom(ファクトム)の価格65%以上上昇
先ほども述べましたが、今月15日からの数日間で価格が65%以上も急上昇しました。
今回のような価格急上昇の背景には、Factom(ファクトム)の今後のプロジェクト展開への期待感など以下の3つが関係していると言えます。
- ナスダック上場企業の子会社との提携
- スイスのチューリッヒでミーチアップを開催
- ハードウォレットがFactom(ファクトム)に対応
どういうことなのかそれぞれ詳しく見ていきましょう。
ナスダック上場企業の子会社との提携
まず、Factom(ファクトム)の価格上昇の主な要因として考えられるのがEquatorとの提携発表です。
その内容というのが、Factom(ファクトム)のハーモニープラットフォームがEquator社の不動産ローンの取引ソリューションPRO solutionに統合される事が明らかになったというものです。
ちなみにEquator社の親会社はナスダックに上場しているアルティソースという名の会社で、資産管理、保険サービス、金融サービス等、多岐にわたる不動産関連サービスを提供しています。
この発表後からFactom(ファクトム)の価格上昇が始まりました。
スイスのチューリッヒでのミートアップで重大発表
次の要因が、今月11月29日にスイスのチューリッヒで開催される「Azure Blockchain Meetup 」で、Factomのブロックチェーンリーダーを務めるNiels Klomp氏が登壇し、Factom(ファクトム)とマイクロソフトとの技術提携の詳細が語られると予定されているものです。
ハードウォレットがFactom(ファクトム)に対応
3つ目の要因が、ハードウォレットのLedger Nano S(レッジャーナノS)がFactom(ファクトム)を含めた、Lisk、MIX Blockchain、Musicoin、GameCredits、EtherGemの6つの通貨に対応することが公式により発表されたことです。
マッスルまとめ
今後、これらのFactom(ファクトム)に関連した要因がどのように展開されていくのか、また、特にマイクロソフト関連の動向には特に注目が集まってことが予想されますので随時情報を収集していきましょう。