どうも！こんにちは！
クリプトマッスルです！
仮想通貨ウォレットの種類の中の【モバイルウォレット】について概要やメリット＆デメリットなどを踏まえて出来るだけ分かりやすく説明していきます。
モバイルウォレットとは
モバイルウォレットとは、スマートフォン用のアプリを用いて自分の仮想通貨を保管するタイプのものになります。
あくまでも、仮想通貨を使用するのに必要な、秘密鍵やアドレスなどの情報を、スマートフォンのアプリで管理するウォレットのことになります。
ですので、モバイルウォレットで、仮想通貨自体を管理しているわけではないので、注意が必要です。
モバイルウォレットのメリット＆デメリット
次にモバイルウォレットのメリット＆デメリットを紹介します。
メリット
場所を選ばない
デスクトップウォレットは、インストールされたPCがないとウォレットにアクセスできなく、PCをわざわざ持ち運ばなければいけないという欠点がありました。
ところがモバイルウォレットでは、スマホさえあればいつでもどこでも操作することができるので、この持ち運びのしやすさ・場所を選ばないというのはモバイルウォレットの大きなメリットと言えます。
実店舗での支払いがラク
モバイルウォレットは、他のウォレットと比較して、実店舗での支払いがしやすいです。
実店舗での支払いでは、店舗のQRコードを読み取って支払いをするケースが多いですが、PCをわざわざ外に持ち運ぶのは不便ですし、面倒と思う方も多いかと思います。
なので、モバイルウォレットは実店舗での支払いに向いていると言えます。
ウォレットが選びやすい
モバイルウォレットをインストールするときには、Google PlayやApp Storeを通しているので、審査されており、ある程度の信用が置けます。
また、評価やレビューなどを見ることができるので、ユーザーの意見を参考にすることができるので適切なウォレットを選びやすくなります。
デメリット
アルトコインの対応が少ない
モバイルウォレットは、公開前にそのアプリ自体がGoogleないしAppleに審査され、そこで許可が下りた場合のみ利用可能になります。
その中でも特にAppleは審査がものすごく厳しく、まだ市民権を得ていないアルトコイン向けのウォレットは認可されないことが多いのです。
そのため、アルトコインに対応したウォレットは数が少ないのが現状です。
セキュリティ
前述しましたが、秘密鍵をスマホに保存するモバイルウォレットは、オフラインである限りハッキングの可能性はないものの、基本的にスマートフォンをオフラインで使用する人はいないと思うので、オンラインの端末では不正アクセスされる可能性が十分にあります。
また、モバイルウォレットの種類によっては、直接仮想通貨のネットワークにアクセスせず、インターネットを経由して提供するサービスもありますので、取引情報を見られる可能性が高まります。
また、持ち運びやすいということは、紛失・盗難のリスクが高まるということでもありますので第3者の手にモバイル端末が渡らないよう気を付けなけれいけません。
スマホが故障すると資産を失う可能性がある
重複しますが、ネット上に秘密鍵を保管するウェブウォレットとは違い、モバイルウォレットは自分のスマホに秘密鍵を保管します。
ですので、仮に、スマホを水没させたり、落としたりして故障させてしまった場合は保有する仮想通貨にアクセスできなくなり、資産を失う可能性があります。
そのため、バックアップを取っておくなどの対策が必要になってきます。
モバイルウォレットの紹介
Copay
ビットコインの決済サービスを提供している会社であるBitPay社が提供しているこのモバイルウォレットは、モバイルウォレットだけでなくデスクトップウォレットとしても使用することができます。
また、このウォレットはマルチシグネイチャーという機能を持っており、ビットコインを複数名で管理できるようになっています。
マルチシグネイチャーによって秘密鍵以外に参加者全員の同意が必要になるため、1人の秘密鍵が盗まれてしまってもビットコインを守ることができます。
さらに、個人で複数の端末を使用することによって2段階認証としての使用もでき、日本語にも対応しているのでの安心して利用することができます。
アンドロイド版はこちら
Bread Wallet
機能に関しては「受取」と「送金」だけという、すごくシンプルなモバイルウォレットです。
Apple Watchとの連携機能もあるため、持っている方はさらに利用価値があるでしょう。
また、取引はビットコインネットワークに直接アクセスし、サーバを経由しないため、秘密鍵などの情報が全て自分の端末に保存され、セキュリティ面も高いと言えます。
復元フレーズを作って登録しておくこともできるため、仮にモバイル端末を紛失してしまっても安心です。
Blockchain.info
仮想通貨ウォレットの中で最大手と言われるBlockchain.infoは、スマートフォンアプリでも利用可能なウェブウォレットになります。
ビットコインだけでなく、イーサリアムも取引可能なところが特徴になります。
さらに日本語にも対応しており、利用者数も多いため、情報量も非常に多いので不明点は調べれば大体解消できるのもおすすめです。
インターネット上で保管するウォレットのため、セキュリティ面が心配ですが2段階認証の設定が可能となっており、比較的安心して使用することができます。
マッスルまとめ
ここまで、仮想通貨ウォレットの種類の中の【モバイルウォレット】について概要やメリット＆デメリットなどを踏まえて出来るだけ分かりやすく説明してきました。
モバイルウォレットは持ち運びに便利な反面、あまり種類がないため選択肢が限られてくる、使い方によってはハッキングの可能性もあります。
しかし、今後さらに仮想通貨が日常生活に浸透し、決済などで頻繁に使われるようになれば、モバイルウォレットは非常に便利で、需要が高まれば種類も充実してくるかもしれません。
モバイルウォレットは、自分の目的や用途に依っては持っておくのも良いかもしれません。