大手仮想通貨取引所Huobi(フォビ)の最高財務責任者(CFO)が、独自のステーブルコインのローンチを2019年上半期に予定していることを、シンガポールで行われたLiquidStoneとの共催のイベントで発表しました。
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→Huobi Group Discusses Plans for 2019 in Singapore: Institutional Growth, Stablecoins and More
シンガポールで行われたイベント内で、Huobi(フォビ)の最高財務責任者(CFO)であるChris Lee氏は、2019年の主要な取り組みについて発表し、同社が自社の取引プラットフォームをアップデートし、Huboi Japanのような国際的な拡大を続けていくと語り、独自のステーブルコインの開発についても以下のように言及しました。
2018年は大きな挑戦の年でしたが、私は個人的に仮想通貨マーケットについては楽観的です。今年はもっと良い年になるだろうと思っています。2019年はステーブルコインにとって大きな1年となる。我々はこれに加わり、2019年上半期に独自のステーブルコインをローンチするでしょう
同取引所はこれまでにもステーブルコインに関する取組みを進めてきており、昨年10月、米ドルと連動する4種類のステーブルコイン、USDコイン(USDC)、ジェミニ・ドル(GUSD)、パクソス(PAX)、トゥルーUSD(TUSD)を一元管理するためのコイン、「フォビ USD(HUSD)」の提供を開始しています。
同取引所のプラットフォーム内で扱われる4種類のステーブルコインは、どれも「HUSD」として表示され、1PAXは1HUSDと表示され、これを1USDCとして出金することも可能になっています。
Huobi CapitalのマネージングディレクターであるLi Huo氏も「機関投資家による仮想通貨への投資は、まだ初期段階にある」とLee氏と同様の見解を示しています。