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【公的金融機関初】EuroExim銀行のリップルネット加入の影響とは

公的金融機関初のリップルネット加入

2019年1月11日、イギリスの大手金融機関であるEuroEximBankがxRapid、xCurrentの利用を目的として、Ripple社が提供する国際送金ネットワークRippleNet(リップルネット)へ加入することが発表されました。

公的金融機関がリップルネットへの加入を正式に表明したのは世界初であり、Rippleを活用した国際送金の実現に向けて大きな一歩となりました。

 

リップルネットとは

Ripple社はxCurrent、xRapidを始めとする自社のソリューションを元に、世界中の金融機関、仮想通貨取引所、送金事業者などをリップルネットというネットワークでつなぐ計画を進めています。

リップルネットに加入する機関や事業者同士は、Rippleの技術を用いた高速かつ正確な送金を相互に実現することができると期待されています。

特に銀行間の送金においては、現在では既存の国際送金システムであるSWIFT(スウィフト)に依存していることから、リップルネットに多くの銀行が加入していく事によって、非常に高速で便利な国際間送金が実現されていくことが期待されます。

 

EuroExim銀行の決断

EuroEixm銀行は今回の決定にあたり、xCurrentの持つ高速かつ正確な送金情報の台帳管理システムと、xRapidが持つシームレスな送金システムを駆使することで、2019年第一四半期を目標に国際送金の低コスト化、高速化を目指すと発表しています。

リップルネットに加入した初の公的金融機関であるEuroExim銀行このような発表を行い、今後さらに目標達成への実現性が証明されれば、次々と金融機関がリップルネットに参加してくることが期待されます。

リップルネットでは参加する機関、事業者が多いほど利便性も高く、より便利な送金網を実現できることから、今回のEuroExim銀行の決定はRippleの今後に大きな影響をもたらす可能性があると言えるでしょう。

 

まとめ

xCurrent、xRapidの開発が高速に進むにつれて、リップルネットへの参加機関にも大きな変化が出たことで、今後は次々参加する公的機関が増えていくことも予想されます。

2019年のリップルネットの動きにはぜひ注目しておきましょう!