どうも!こんにちは!
クリプトマッスルです!
先週11月16日の金曜日にビットコインキャッシュがハードフォークしたのを皮切りに、ハッシュ戦争やSEC(米証券取引委員会)の分散型取引所への規制拡大などが原因で各仮想通貨の価格が暴落しています。
そんな中、リップル(XRP)に関しては大幅に価格を下げずにある程度の価格の落ち込みで収まっています。
今回はその要因について迫っていきます。
リップル(XRP)の強さ
上述したように、ビットコインを中心に全面安相場になった仮想通貨市場ですが、その中で注目されたのが、リップル(XRP)の強さです。
暴落を記録した日の相場全体の状況を見てみると、他の通貨が前日に比べて2桁台に突入するという全面安相場の中で、リップル(XRP)は一桁台の下落率に収まりました。
ビットコインキャッシュや他の通貨が暴落する中で、リップル(XRP)は、BTC建で価格の上昇に成功し、法定通貨建BTCチャートに相反するという動きを見せています。
ビットコインキャッシュのハッシュ戦争の影響でPoW(プルーフ・オブ・ワーク)通貨の売りという傾向に対して、独自ネットワークを持つリップル(XRP)に資金が入ってきている状況は、CNBC著名トレーダーであるRan Neuner氏も指摘しています。
*PoW(プルーフ・オブ・ワーク)に関しては以前に書いてある記事をご覧ください!
→コンセンサスアルゴリズムとは?〜種類と違いをわかりやすく解説〜
また、下図の仮想通貨取引所Binance(バイナンス)などを見ると、BTCやETH建のXRPペアが、市場暴落の中で、他の通貨ペアの数倍にも当たる出来高まで急増している状況が見られています。
*Binance(バイナンス)に関しては以前に書いてある記事をご覧ください!
→Binance(バイナンス)とは?概要と特徴を徹底解説
(引用元)TradingViewのXRPBTCチャート
マッスルまとめ
仮想通貨市場が全体的に下落している中、リップル(XRP)に関しては大幅に価格を下げずにある程度の価格の落ち込みで収まっている要因について述べてきました。
上記以外でもリップル(XRP)は、Coinbaseカストディに新規追加されるだけでなく、NY州金融当局が新たにビットライセンスを発行した企業NYDIG Execution LLCのカストディでも取り扱われる予定があったりなどの要因も関係しているかもしれません。
また、リップル社が発表したxCurrent4.0で、送金元銀行と送金先銀行間において送金情報の確認は勿論、取引前段階での決済内容の確認や決済後の着金確認等もリアルタイムで可能になるといったことが、市場全体が総悲観に置かれる中で、期待感を持たせ、今回のリップル(XRP)の強さに繋がったかもしれません。
xCurrent4.0…
「主に銀行による国際送金時における即時決済と送金情報の全てのプロセスの可視化を可能にする法人向けのソフトウェア」