仮想通貨サテライト

エアドロップ（AirDrop）とは？〜始め方から売り方まで〜

江口

どうも！こんにちは！

クリプトマッスルです！

今日は仮想通貨が無料で貰えるという夢のようなエアドロップについて詳しく話していきたいと思います。

エアドロップ（AirDrop）とは？

エアドロップとは、直訳すると空中投下、空から降ってくるというような意味となり、初期の投資家や通貨サポーターを対象とした仮想通貨の無料配布のことになります。

主な目的は、

の３点です。

ちなみに配当型トークンとは異なり、以下に図で違いを表しました。

エアドロップの始め方

準備するもの

エアドロップにてトークンを受け取る際に必要になるのが以下の4つです。

  1. メールアドレス
  2. イーサリアムアドレス
  3. Telegramアカウント（https://telegram.org/）
  4. Twitterアカウント（https://twitter.com/）

メールアドレス

メールアドレスは普段使いのメインのもではなくサブ的に別のものを用意しましよう。

イーサリアムアドレス

仮想通貨取引所のETHアドレスでは、使えないケースが多々あるのでMyEtherWalletやMetaMaskなどで、ETHアドレスを作成しておきましょう。

→MyEtherWallet（マイイーサウォレット）とは？〜解説から作り方まで〜
MetaMask（メタマスク）〜作り方＆使い方〜

エアドロップの方法

エアドロップの方法には以下のように大きく分けて3種類あります。

バウンティエアドロップ (Bounty Airdrops)

現在、バウンティエアドロップが最も一般的なエアドロップの種類になります。

この方法は、プロジェクトのTelegramに参加したり、Twitterに従ったり、Facebookでソーシャルタスクを行ったりなどの条件を満たせば、無料でトークンを貰うことができます。

ホルダーエアドロップ (Holder airdrops)

現在、90%以上のエアドロップはEthereumプラットフォーム上において構築されています。

ホルダーエアドロップでの方法は非常に簡単で分かりやすいものになります。

エアドロップの対象となるトークンを特定の時間(スナップショット)保持することで、無料でトークンを貰うことができます。

フォークされたエアドロップ (Forked airdrops)

ブロックチェーンはあるタイミングでフォーク(分岐)する場合があります。

そのフォーク時に、フォークされる通貨を保持していた場合にフォークによって生まれる新しいコインを無料で手に入れることができます。

例えばですが、有名な例として2017年8月1日にビットコイン(BTC)がビットコインキャッシュ(BCH)にハードフォークした際に、その時ビットコインを保持していた人に対して同量のビットコインキャッシュが付与されました。

上記の3種類が代表的なエアドロップをする方法ですが、それ以外でもそれぞれのエアドロップのやり方にしたがって申請をします。

エアドロップの受け取り

エアドロップでトークンを受け取る方法は、基本的には申し込みの段階で必要情報を入力しているのであとは待っているだけですが、大体はそれぞれの配布サイトで確認することができます。

エアドロップされたトークンの売り方

エアドロップされたトークンを売る一連の流れは以下の通りです：

  1. 海外の取引所でのアカウントを開設
  2. MyEtherWalletやMetaMaskから取引所に送金
  3. 取引所で売る

①海外の取引所でのアカウントを開設

基本的にエアドロップされたトークンは国内の取引所では取り扱っておらず、海外の取引所にしか上場されていないか、これから海外取引所に上場するものばかりです。

そこでまずは、海外取引所のアカウントを開設する必要があります。

おすすめの海外の取引所として以下の3つがあります。

Binance（バイナンス）

拠点をマルタ共和国に置く世界最大級の取引所になります。

  • 取扱通貨数：100種類以上
  • 手数料：一律0.1%
  • 日本語対応：有り

→Binance(バイナンス)とは？概要と特徴を徹底解説
Binance(バイナンス)での入金・出金方法を徹底解説

CoinExchange（コイン・エクスチェンジ）

イギリスに拠点を置く取引所で1円以下の安いアルトコインを多く取り扱っています。

  • 取扱通貨数：500種類以上
  • 手数料：0.15%
  • 日本語対応：無し

→coinexchange(コインエクスチェンジ)の口座開設方法を徹底解説
coinexchange(コインエクスチェンジ)での送金方法を徹底解説

Kucoin（クーコイン）

こちらは香港に拠点を置く取引所になります。

  • 取扱通貨数：100種類以上
  • 手数料：一律0.1%
  • 日本語対応：有り

②MyEtherWalletやMetaMaskから取引所に送金

今回は、日本語対応のないCoinExchangeへのMyEtherWalletからの送金方法をお伝えします。

送りたい仮想通貨の宛先アドレスをCoinExchangeで調べる

  1. CoinExchangeへログイン
  2. MY ACCOUNTをクリック
  3. Balancesをクリック

 

  1. 送る通貨を探す
  2. その通貨のActionsを選択
  3. Deposit LTCをクリック

＊例としてLTC（ライトコイン）を使用しています。

 

  1. Deposit Addressをコピー

 

MyEtherWalletから宛先アドレスに送金する

  1. Ether/トークンの送出をクリック
  2. ログイン

 

  1. 宛先アドレスを入力
  2. 送る量を入力
  3. 送る仮想通貨を選択
  4. ガスリミットを入力

＊ガスリミットとは

ガスリミットとは送金手数料の最大値のことで、最初から入力されている手数料では送金が失敗することがあります。

そこで2～3倍のガスリミットを設定することをオススメします。

通常の2〜3倍である60,000weiに設定して20～30円程度になります。

手数料の支払いはイーサリアムで行われるので、ウォレットにイーサリアムを預けておく必要があります。

 

  1. トランザクション生成をクリック

以上がCoinExchangeへのMyEtherWalletからの送金方法になります。

③取引所で売る

エアドロップされた仮想通貨を売るには、日本の取引所で使える通貨（ビットコイン（BTC）やライトコイン（LTC）、イーサリアム（ETH）など）にする必要があります。

ここではCoinExchangeで売るやり方を教えます。

今回は、エアドロップされた通貨のXSTCを売ってBTCを購入します。

  1. MARKETSを選択
  2. Select one or more marketsを選択
  3. 売りたい仮想通貨のティッカーを入力

 

  1. MarketからXSTC/BTCをクリック

 

  1. Amountに売りたい量を入力
  2. Priceに売りたい価格を入力
  3. Submit Sell Orderをクリックして売り注文を確定

 

  1. Sell Ordersから売りたい価格をクリックして選択
  2. Sell XSTCの注文画面に選択した価格と数量が自動入力される

 

国内の取引所に海外の取引所から送金する

  1. Account BlancesからActionsを選択
  2. Withdraw LTCをクリック

 

  1. Amount to withdrawに引き出す数量を入力
  2. LTC Withdrawal addressに自分のアカウントを持っている国内の取引所の宛先アドレスを入力
  3. パスワードを入力
  4. 2段階認証コードを入力
  5. Submit Withdrawalをクリック

 

これで、BTCの送金は完了です。

あとは普段BTCを日本円にしているやり方で銀行口座に引き出せば終了です。

マッスルまとめ

仮想通貨の​エアドロップは無料でトークンがもらえるというものであり、将来的に通貨の価値が上がれば大きな利益を得ることができます。

しかし、個人情報を悪用した詐欺案件など常にリスクの危険性があることも認識しておきましょう。

現在、新しいエアドロップは日々発生していますので常に情報収集を行い、エアドロップをうまく活用して仮想通貨ライフを楽しんでください。