どうも!こんにちは!
クリプトマッスルです!
仮想通貨に携わっていれば必ず一回は聞いた事があるであろう「2段階認証」ですが、面倒くさそうで意外とやっていない人が多いことかと思います。
今回は、そんな「2段階認証」について出来るだけ分かりやすく説明していきたいと思います。
コンテンツ
2段階認証とは
2段階認証とはその名の通り、ロック(セキュリティ)を2段階に分けてかけるということです。
分かりやすく言うと、家の玄関に鍵を2つかけるイメージです。
もし1つ目のパスワードを盗まれたりハッキングされても二段階認証のパスワードまで突破するのは至難の業なので悪意のある第三者から大切な資産を守ることができるということです。
2段階認証が必要な3つの理由
個人アカウントが狙われる
日本では、2014年に起きた仮想通貨取引所の「Mt.Gox(マウントゴックス)」が受けたハッキング事件による破綻したことから、取引所へのハッキングを心配する人が多くいます。
しかし、仮想通貨の不正流出のほとんどが個人アカウントへの不正アクセスによって発生しています。
つまり、メールアドレスやログインパスワードを使いまわしたり、二段階認証を設定していないアカウントは、プロのハッカーの手にかかれば簡単に乗っ取られてしまうということです。
しかも、仮想通貨は不正送金されてしまうと、取り戻すことはほぼ不可能なので、アカウントに不正アクセスされないようにするのが一番のセキュリティ対策になるでしょう。
セキュリティ性の向上
個人アカウントへの不正アクセスを防ぐには、定期的にパスワードを変更することと、2段階認証を設定しておくことが有効です。
実は取引所に仮想通貨を置いていて、
あくまでも2段階認証は必要最低限のセキュリティになります。
ですので、2段階認証の設定をしていたからといって、ハッキングのリスクがゼロになるわけではありません。
ですが、2段階認証を掛けているのに越したことはないので是非、掛けていない人は今からでも掛けておきましょう。
取引所の補償要件に必要
仮想通貨取引所の「bitFlyer(ビットフライヤー)」と「Coincheck(コインチェック)」には補償制度があり、対象は2段階認証登録ユーザーに限られています。
ユーザーは、二段階認証の設定をすることにより不正ログインによる被害の可能性を未然に防ぐとともに、万が一不正ログインによる被害が発生した場合においても、コインチェックによる補償を受けることが可能です。
引用元:Coincheck(コインチェック)公式サイト
二段階認証登録ユーザーから当社に申し出があった場合は、本規約の範囲内で盗取されたアカウント登録メールアドレス(以下「メールアドレス」といいます。)・パスワード等を用いて行われた補償対象者のアカウントより銀行口座へ日本円の不正振込み(以下「不正な日本円出金」といいます。)による被害額を補償します。
引用元:bitFlyer(ビットフライヤー) 公式サイト
補償を受けるためにも、そして、不正アクセスを防いで資産を守るためにも、仮想通貨を取引するときは、2段階認証を設定しておきましょう。
2段階認証の設定方法
2段階認証の設定に必要なものは以下の2つです。
- スマホ
- パソコン
スマホアプリの2段階認証は「Google Authenticator」「ⅡJ SmartKey」「Authy」などがありますが、「Google Authenticator」は使いやすく汎用性があるのでおすすめです。
Google Authenticatorとは?
Google AuthenticatorとはGoogleが開発した2段階認証を行うトークンソフトウェアになります。
AuthenticatorはユーザーがGoogleのサービスにログインする時に必要な通常のIDとパスワード(各取引所で設定)と共に入力しなければいけない6桁の数字コードが提供され、30秒ごとにパスワードは変更されます。
そのため、例えIDとパスワードが盗まれたとしても、時間内に「定期的に変更されるパスワード」があるので、ハッカー達が不正にログインする事は難しくなります。
PCでも設定する事ができますがスマートフォンアプリの方が簡単にできます。
Google Authenticator
2段階認証のバックアップ
この2段階認証ですが、基本的にスマホアプリで行なうため、もし故障や紛失などでご自身のスマホが使えなくなると取引所にログインが出来なくなってしまうというデメリットが存在します。
そこで非常に重要なのが「2段階認証のバックアップ」です。
複数台での認証
最近は複数台のスマホを持っている方も増えてきました。
そこで登録時にQRコードが発行されますので、それを2~3台のスマホに読み込んでおけば問題ありません。
おそらくこれが一番簡単な手順になります。
QRコードの保管
サイトの2段階認証設定画面で出てきたQRコードを保存しておくと言う方法もあります。
やり方は簡単でQRコードをスクリーンショットして、データとしてUSBなどに保存しておくか、印刷して保管しておばいいのです。
また、一部の取引所では2段階認証の設定画面で
マッスルまとめ
ここまで、仮想通貨における「2段階認証」について分かりやすく説明してきました。
基本的に仮想通貨の取り扱いは全て自己責任になります。
ですので、今からでも遅くありません!嫌な気持ちで年を越さないようにするためにも是非ともこの機会に「2段階認証」を設定しましょう!
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