6月13日、米ローン企業CashNetUSAは国ごとのNFTへの反応データをまとめた調査結果を公にしました。この調査はNFTへの関心が強い国やNFTへの信用度が低い国のほか、NFTへの「欲求」の高い国のデータを収集するのが大きな狙いとなっています。
NFTへの関心が高い国とは?
本調査で新たにNFTへの関心が最も高い国がシンガポールと香港であることが判明しています。シンガポールを見てみると人口100万人あたり月間18,717回、NFTについての検索が行われているということです。
シンガポールとは反対にNFTに最も否定的な国はポーランドであることも同時に明らかになりました。CashNetUSAはNFTに関連したツイート1,000件のうち227件が否定的なニュアンスを含んでいたと解説しています。またCashNetUSAは同レベルでニカラグアもNFTに否定的な国との結果を公開しました。
最後に現在、最もNFTに肯定的なのはバルカン半島の国モンテネグロで1,000件のツイートのうち862件が肯定的という調査結果が出ています。
最も検索されているNFTとは?
現在、多くのNFTコミュニティはディスコード上で活動を展開している状況です。TwitterにもNFT肯定派は多くいるものの、反対派との激しい議論が行われていることを調査結果は示しています。
なお最も検索されているNFTコレクションは、NFTブロックチェーンゲームAxie Infinity(AXIS)とディセントラランド(MANA)であったということです。今回最も高い検索率があると判明したAxie Infinityは世界112ヵ国で検索数がトップとなっています。次にディセントラランドは43カ国で最も検索されているNFTとなりました。