9月30日、株式会社テレビ東京メディアネットはマーケティング企業クラウドサーカス株式会社との提携を発表し、同時に協働してNFTマーケットプレイス「fancity」を、2022年10月に開設することを明かしました。なおこのfancityの開設は両社の共同事業の第1弾となります。
fancityはテレビアニメの静止写真や人物やメカの設定が書かれた設定画を取り扱うNFTマーケットプレイスです。ここでは今後クレジットカード決済が導入され、PCやスマートフォンから日本円でNFTが購入可能になる予定であることもすでに公表されています。
テレビ東京メディアネット社はfancityの販売コンテンツの獲得およびNFTコンテンツの企画を担当しており、クラウドサーカス社は開発と運営を担当するといいます。またメディアエクイティ株式会社が運営するNFTマーケットプレイス「HEXA」と連携することにより、安定したプラットフォーム運用が行われる見通しです。
現在は段階的な拡張も計画されており、将来的にはNFTをマーケットプレイスと連動させることで、個人のメタバース上の好きな場所に飾ることができるfanroom（仮）や、NFT保有者のみが閲覧できる限定コンテンツ、NFT保有者限定の特典などが導入される予定となっています。
さらに価値観を共有できるファン同士の交流を促進し、次世代のコミュニケーションを発展させる新機能・新サービスの順次拡充も構想されているということです。
