ブロックチェーンや独自仮想通貨発行で沸き立つ中東。
そんな中25日、バーレーンで仮想通貨規制が正式に発表されました。
発表したのはバーレーンの中央銀行で、ブルームバーグは『アラブ世界で初の仮想通貨規制の制定』としています。
バーレーンの中央銀行は昨年12月に仮想通貨の規制案を発表していました。
発表された規制内容は次の通りです。
- 仮想通貨取引所のライセンス制度導入
- マネーローダリング対策
- テロ賃金供与対策
- サイバーセキュリティ
上記の仮想通貨取引所については、下記のような規則が求められるようになりました。
- 注文紹介や取引の透明性確保
- 利益相反に関するガイドライン
- 新規顧客の獲得に関する詳細なデューデリデンス
- 保険などのリスク管理
バーレーンは2017年から仮想通貨、ブロックチェーンの導入に向けて積極的に動いており、先週には中央銀行が仮想通貨などのフィンテック企業のための規制サンドボックス制度の導入を行うことを発表しています。
今回のような規制は仮想通貨市場の低迷の中で、より安全に取引ができ、経済の活性化に繋がることが期待されており、今後バーレーンには注目です！
