暗号通貨ネムの新組織「NEMグループ」のDavid Shaw CEOが新ブロックチェーン「Symbol」で利用されるトークン「XYM」について、オプトインは来月9月15日から開始することを発表しました。
以前は8月7日に新システムを開始する予定となっていたものの、テストやユーザーインターフェイスなどの改良に8日の期間を設けたことで開始が延期になっていました。すでにテストは終了し、現時点で問題は起きてないと公表しています。
オプトインのウェブページと新規約は来月15日に利用可能となる予定で、XYMのオプトインはローンチ後6年間可能です。しかし、その方法に関する詳細については今後の発表となっているため注意が必要です。
来月15日からオプトインが可能となるのはネムのデスクトップウォレットとアンドロイド版のモバイルウォレットのみであり、iOS版はまだ準備に時間を要するため、この時点では利用不可となっています。さらにマルチシグアカウントのオプトインは、デスクトップウォレットで行わなければならないとのことです。
また、現時点でXYMを付与する仕組みを整える可能性がある国内の取引所は、XEMを取り扱うZaif・CoinCheck・GMOコイン・bitFlyerの4つです。自身でオプトインを行うユーザーは申請作業の代行を行う可能性がある取引所にアカウントを開設しておく必要があります。
新たなロードマップを更新
また、Symbolメインネットローンチに向けたロードマップを最新のものに更新していることも確認されています。
これについてネムグループは「更新は先週にもCOOが発表していたものをロードマップ上に反映したものである。」とCoinPost編集部に回答しています。