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DEX(分散型取引所)であるEtherDelta(イーサデルタ)とは?

どうも!こんにちは!

クリプトマッスルです!

DEX(分散型取引所)の中でおそらく最も有名なEtherDelta(イーサデルタ)について、特徴やメリット&デメリット、登録方法や使い方についてできるだけ分かりやすく説明します。

 

EtherDelta(イーサデルタ)とは

EtherDelta(イーサデルタ)とは、イーサリアムのブロックチェーンを利用したDEX(分散型取引所)になります

DEX(分散型取引所)とは?

EtherDelta(イーサデルタ)での取り扱い通貨は、イーサリアムやイーサリアムベースのトークンであるERC-20の全種類を始めとして約650種類以上あります。

ちなみに、取引の種類は現物取引のみで、レバレッジ取引などは行えません。

仮想通貨におけるレバレッジ取引とは?

EtherDelta(イーサデルタ)ですが、日本円を入金することは不可能になるので、一旦別の取引所でイーサリアムを購入し、それを利用しないと取引することはできません。

また、日本語対応がありませんので英語が苦手な人は、翻訳機能を利用する必要があり少し不便に感じるかもしれません。

現在は、まだ利用者が少ないため取引量はあまり多くありませんが、非常に注目を浴びている取引所の一つです。

 

EtherDelta(イーサデルタ)のメリット&デメリット

次にEtherDelta(イーサデルタ)のメリット&デメリットについてそれぞれわかりやすく見ていきましょう。

メリット

  • ICO直後や未上場のトークンが購入できる
  • ハッキングやサーバーダウン、破綻が起きにくい
  • 将来性がある

以上のようなメリットが挙げられます。

それぞれ見ていきましょう。

ICO直後や未上場のトークンが購入できる

イーサデルタを扱う上での一番のメリットは、「イーサリアムベースの非常にマイナーな通貨が高確率で一番初めに上場する取引所である」ということが挙げられます。

つまり、日々様々な仮想通貨が世の中には出ていて、その中にはビットコインやイーサリアムに将来的に匹敵するような仮想通貨がある可能性が十分にあり、そのような仮想通貨の一番価格が低い状態の時に出会うことができるチャンスがあるので、マイナートークンへの投資を始めたい人にはイーサデルタはおすすめの取引所になります。

ハッキングやサーバーダウン、破綻が起きにくい

過去に中央集権型の仮想通貨取引所では、運営者のセキュリティ対策が不完全だったことによるハッキング被害がすでに多く発生しています。

つい先日も仮想通貨取引所のZaif(ザイフ)がハッキングされました。

【速報】被害額約67億円・仮想通貨取引所Zaif(ザイフ)ハッキング

また、中央集権型の仮想通貨取引所と違い、ブロックチェーン上で行われるので取引所の破綻や何かしらの問題で中央サーバーがダウンするということはありません。

将来性がある

まだ分散型取引所は珍しく、利用者があまり多くありませんが、イーサデルタは、分散型取引所の中でもかなり多くの利用者を抱えており、これからさらに利用者が増え、ちゃんとした取引所として機能すれば、利用していて損のない取引所として期待されています。

これからイーサデルタのような分散型取引所が一般的になる可能性も十分にあります。

デメリット

  • 全て自己責任
  • 各種手数料がかかる
  • エラーが起こる

以上のようなデメリットが挙げられます。

それぞれ見ていきましょう。

全て自己責任

サポート体制や補償制度などが存在していないため、登録から取引までの一連の流れを全て自己責任で行わなければならないというデメリットがあります。

また、もし自分のアカウントがハッキングされて資金を失ったとしても、対応してくれるわけではないので、十分な対策が必要になってきます。

各種手数料がかかる

現在(2018年9月25日)では、入金、出金、取引の全てに対して手数料がかかります

さらに手数料の金額も決して安くはないので、これもデメリットの一つになります。

エラーが起こる

中央集権型取引所は、取引を一括管理してサーバーを運営していますが、分散型取引所はサーバーが存在しないので、一度に大量の取引が発生してしまうとエラーや動作に遅延が起こってしまうことがあります。

 

EtherDelta(イーサデルタ)の登録方法

イーサデルタで取引するには外部のイーサリアムウォレットとイーサデルタ内のウォレットを連動させる必要があります。

有名なイーサリアムウォレットとしてMetamask(メタマスク)とマイイーサウォレット(MEW:MyEtherWallet)があります。

マイイーサウォレット(MyEtherWallet:MEW)とは?〜概要から作り方まで〜

Metamaskとマイイーサウォレットの違いは、GoogleChome上のプラグインとして使えるかどうかになります。

今回は、Metamask(メタマスク)を紹介します。

以下はGoogleChomeを使った登録方法です。

Metamask(メタマスク)の作り方は以下の記事を参照してください。

MetaMask(メタマスク)〜作り方&使い方〜

Metamaskを作り終えたら、そのままMetamaskを開いたままにしておきましょう。

次にイーサデルタを開きます。

少しわかりづらいですが、右上に緑色で「MetaMask」となっていれば完了になります。

もしなっていない場合は、以下の写真のように右上の「Import account」から追加を行なってください。

以上で登録方法は完了です。

EtherDelta公式HP:https://etherdelta.com/#PPT-ETH

 

EtherDelta(イーサデルタ)の使い方

次にこれからイーサデルタの入出金方法と実際の取引の方法を説明します。

入金方法

左上赤枠の「Deposit」をクリックします。

ETHまたはトークンの入金したい量を入力します。

そうすると次のようにMetaMaskの画面が出てきますので間違いがないか確認して「Submit」を押します。

このように数値が反映されていれば大丈夫です。

出金方法

次に出金方法です。

右上赤枠の「Withdrew」をクリックして、あとは入金の時とは逆にMetaMaskに必要量を送れば大丈夫です。

取引方法

取引板を利用

最も簡単に取引する方法は取引板の利用になります。

赤色は売り注文なのでトークンを買いたい時にここをクリックして、量は自分の好みを設定し「Buy」を押します。

Metamaskの方でもう一度確認が出るので「Submit」を押します。

これで手続きは完了になります。

個人発注

個人で発注する際には「New order」を使います。

上から

  • トークンの量
  • 1トークンに対するイーサリアムの量(価格)
  • イーサリアムの購入費もしくは売却費(自動入力)
  • オーダーが有効な期間(変更可能で、基本は10000でおよそ二日間になり、もし1000000000と入力すると、約400年間有効ということになります。)

となっています。

この時に桁数を間違って押してしまってもキャンセルできないので、必ず桁数を確認してから注文を出すように注意してください。

ちなみに新しい取引を発注するの際にお金は一切かかりません。

 

マッスルまとめ

ここまでDEX(分散型取引所)の中でおそらく最も有名なEtherDelta(イーサデルタ)について、特徴やメリット&デメリット、登録方法や使い方についてできるだけ分かりやすく説明してきました。

DEX(分散型取引所)であるEtherDelta(イーサデルタ)はまだまだユーザー数の少ない取引所ですが、今後多くのイーサリアムプラットフォームの新規トークンが取引されるであろうと期待される将来性のある取引所です。

今後も目が離せません。