9月1日、NFTのAMMプロトコルSudoswapはガバナンストークンSUDOの配布計画を発表しました。
Sudoswapは7月9日にローンチされた分散型NFTマーケットプレイスです。NFTコレクションの流動性プールを作成することが可能になっており、在庫に応じて価格が算出されるAMMモデルで資産の自動売買を実現可能にする点で大きな話題を集めました。なお7月末にはDEX大手Uniswapが統合を進めている事でも注目されています。
同社はプロジェクトをコミュニティに移管するためにガバナンストークンSUDOを発行しています。イーサリアムブロックチェーン上で総供給数6,000万SUDOが発行され、その一部が初期貢献者や流動性提供者に配布されます。
流動性提供者への配分はより多くのユーザーが関与している可能性があると言われています。この発表以前にLPとしてNFTとETHを取引プールにロックアップしたアドレスのみが対象となっており、初期供給量の1.5%が割り当てられているためです。
その他を見てみるとトレジャリーには25.1%が割り当てられ、初期チームと開発会社SudoRandom Labsへの配分（計30%）は1年立ってから3年かけて配布されることも明らかになっています。
SUDOトークンはDAOでの改善提案や投票など集団的な意思決定に使用され、ガバナンス投票で変更されるまで譲渡不可能な形態で進められるということです。
0xmonsとは
2,512万SUDOが、Sudoswapチームが手掛けるNFTコレクション0xmonsのガバナンストークンXMONの流動性提供者には3か月のロックを条件に配布されます。これはSUDO供給量の41.9%にあたる量です。また0xmon NFT保有者はSUDO供給量の1.5%を受け取る予定であることもすでに公表済みです。
0xmonはSudoswapの主要製作者が以前から手掛けてきたプロジェクトで、ポケモンやSCP、ラブクラフトにインスパイアされた341体のコンポーザブルNFTです。
2020年12月20日に発行されて以来、通算出来高は3,000ETHを超えています。大手マーケットプレイスOpenSeaによるとフロアプライスは22ETHを記録し、暗号資産XMONは前日比30%高騰しているということです。
