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仮想通貨におけるレバレッジ取引とは?

どうも!こんにちは!

クリプトマッスルです!

仮想通貨の取引では一般的な現物取引とは別に、「レバレッジ取引」と呼ばれる取引があります。

ここでは、レバレッジ取引について、どういったものか、メリット&デメリット、取引所のレバレッジ情報などを交えて分かりやすく説明していきたいと思います。

 

レバレッッジ取引とは

レバレッジ取引

「レバレッジ」とは、日本語に訳すと「てこの力」になります。

つまり「てこの原理」でいう【少ない力】で【大きな力】を出せるというところに由来して、少ない資金でも何倍もの取引ができるということを意味しています。

この少ない資金というのは証拠金のことで「担保にするお金」を意味し、自分の保有している何倍もの金額を取引する代わりに最低限の「担保」として差し出す資金のことです。

例えば、取引所に100万円を証拠金として預ければ、1000万円分の取引を行うことができるということです。

この場合は証拠金の10倍もの取引を行うので「レバレッジを10倍かけている」ということができます。

このレバレッジ倍率というものは取引所によって異なり、日本の法律では「最大レバレッジ倍率は25倍まで」と定められています。

以上のことから、レバレッジ取引は「証拠金取引」とも呼ばれます。

現物取引

レバレッジ取引以外に、仮想通貨取引には「現物取引」というものもあります。

レバレッジ取引とは違い、例えばビットコインを取引をする際にはその時点での市場のビットコイン価格分の資金を用意して売買する必要があります。

つまり、レバレッジ取引は、うまくいけば現物取引の何倍にも大きくなる可能性がありますが、その分負けた場合には、損失も大きくなり、いわゆる「ハイリスク・ハイリターン」な取引方法になります。

 

レバレッジ取引のメリット&デメリット

メリット

  • 大きなリターンを狙える
  • 売りから始められる
  • 少額から投資可能

以上がレバレッジ取引の主なメリットになります。

それではそれぞれ詳しくみていきましょう。

大きなリターンを狙える

先ほども少し述べましたが、レバレッジ取引を行うメリットは、何といってもその期待できる「リターンの大きさ」になります

「大きなお金を動かせる=大きなリターンも期待できる」ということになります。

売りから始められる

通常の現物取引では、まずビットコインを保有する必要があり、必ず「買い」から始めなければならないので、安く買って高く売るという方法で利益を出します。

しかし、これに対してレバレッジ取引は「高く売って安く買い戻す」というやり方で利益を出します。

これによりビットコインの価格が下がっている相場であっても、儲けるチャンスが増え、単純に利益を出す方法が2倍になり、儲けれられるチャンスも2倍に増えるということになります。

少額から投資可能

レバレッジ取引は現物取引と同じく、少額から取引を行える点もメリットの一つです。

つまり1000円の証拠金でもレバレッジをかけて取引を行うことができます。

デメリット

  • リスクが大きい
  • 長期取引に向かない

レバレッジ取引にはメリットもありますがデメリットもあります。

それではそれぞれ詳しくみていきましょう。

リスクが大きい

上述しましたが、レバレッジ取引は「ハイリスク・ハイリターン」なものになります。

例えば10万円で買ったビットコインが8万円に下落したとします。(20%の下落)
そうすると、

・10万円分買った方→2万円の含み損

・50万円分買った方→10万円の含み損

となることから、場合によってはリスクが大きくなることもあります。

長期取引に向かない

多くの取引所もレバレッジ取引における手数料は1日あたり「約0.04%」になります

1日ごとに手数料がかかるため、取引期間を伸ばすほど手数料が増えてしまします。

ですので基本的に仮想通貨でレバレッジ取引を行う場合は「短期トレード」向けに行うとものになります。

つまり短期で利益を出すというのは、しっかりと売買のタイミングを考えて取引できる人でないとなかなか利益をあげることは難しいので初心者には向かないかもしれません

 

各取引所のレバレッジ取引一覧

レバレッジは、各取引所によって上限倍率の違いがあり、それによっては取引の収益にも直接関係してきますので取引所を選ぶポイントにもなります。

参考までに、国内の仮想通貨取引所のレバレッジ倍率と取引手数料をご紹介します。

レバレッジ 取引手数料
BITPoint 25倍 無料
bitFlyer 15倍 0.01% ~ 0.15%
GMOコイン 10倍 無料
(※レバレッジ手数料は建玉ごとに0.05%/日)
Zaif 7.77倍 −0.05% ~ 0%

 

マッスルまとめ

ここまで、仮想通貨の取引では一般的な現物取引とは別の「レバレッジ取引」と呼ばれる取引について、どういったものか、メリット&デメリット、国内の取引所のレバレッジなど交えて分かりやすく説明してきました。

レバレッジ取引は利益を大きく出せる可能性がある代わりにその分損してしまう可能性もあるまさに「ハイリスク・ハイリターン」な取引方法になります。

仮想通貨取引をこれから始める方やまだ慣れていない初心者の方はしっかりと現物取引で慣れてから行うことをおすすめします。

この記事を参考にぜひ快適な仮想通貨ライフを送ってください。

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