ブロックチェーン

すぐにわかるブロックチェーンの種類とその違い

どうも!こんにちわ!

クリプトマッスルです!

昨日の記事でお伝えした通り、今日はブロックチェーンの種類、メリット、デメリットについて詳しく紹介します。

昨日の記事はこちら。

 

パブリックブロックチェーン

特徴

  • 管理者がいない
  • 誰でも参加可能
  • 自由にブロックの作成と追加ができる

パブリックブロックチェーンは取引記録が世界中に公開されており、誰でも参加することができるブロックチェーンです。また、非許可型ブロックチェーンと呼ぶこともあります。

ほとんどのパブリックブロックチェーンは、マイナーに対して報酬を仮想通貨で与える仕組みになっているので、正しい選択を行わないと得をしない仕組みになっています。なのでマイナーが増えれば増えるほど不正や改ざんに対して強くなります。

メリット

  • 管理者がいない

これはパブリックブロックチェーンの最大の魅力かなと思います。管理者がいないことで非中央集権型、つまり分散型で誰でも参加でき取引が公開されているので裏を返せばそれだけセキュリティが強いということです。

  • 不正がしにくい

すでに述べましたが、取引が世界中に公開されているのと多くの人の承認が必要なために、不正がしにくいのもメリットです。

デメリット

  • 取引に時間がかかる

管理者がいないことが逆に仇になってしまい、多くの取引の承認が必要なために取引完了までに時間がかかってしまいます。

  • 個人が特定された場合に取引履歴が全てわかってしまう

誰でも閲覧可能なために、万が一個人が特定されてしまうと取引履歴から残高まで全てがわかってしまうとデメリットがあります。

  1. ビットコイン
  2. イーサリアム
  3. ネム

 

 

プライベートブロックチェーン

特徴

  • 1人の管理者がいる
  • 参加とブロック生成に管理者の承認がいる

こちらは権限が1箇所に集中している閉じたブロックチェーンになります。参加者も限れるために自由参加ではなく管理者の承認を必要とする許可制になります。許可型ブロックチェーンなどとも呼ばれます。

また、金融機関などはこちらを利用しやすいでしょう。

メリット

  • 承認時間の早さ

参加者が限られているので承認までに時間があまりかからず取引がスムーズに行えます。

  • ブロックチェーンの仕様変更が簡単にできる

参加者が少なく合意がすぐに得られるので仕様の変更が楽です。

デメリット

管理者による改ざんや不正など何か問題があった時に取引が正しく行われない可能性があります。

  • 中央集権型

分散型で非中央集権型が売りのパブリックブロックチェーンとは逆に管理者がいるので、従来の円やドルに近いものになります。

  1. リップル
  2. コーダ
  3. アリス

 

 

コンソーシアムチェーン

特徴

  • 複数の管理者がいる

パブリックブロックチェーンは管理者なし

プライベートブロックチェーンは管理者が1人

このコンソーシアムブロックチェーンは管理者が複数になります。

ちなみに、コンソーシアムとは協会という意味になります。

メリット

  • プライベートブロックチェーンよりも改ざんが難しい

コンソーシアムブロックチェーンは複数の団体や組織で運営しているために改ざんが難しくなっています。

  • パブリックブロックチェーンよりも取引の承認が早い

また上記の理由から承認スピードが早いこともあげられます。

デメリット

  • 完全に中央集権型

本来のブロックチェーンのメリットであるはずの分散型で誰でも参加できるといった特徴がなくなってしまっています。

  1. Hyperldger Fabric
  2. Hyperledger Iroha

 

 

まとめ

今では、仮想通貨よりも注目されることもあり、インターネット以来の革命だなんていう風に称されることもあるブロックチェーン

これからも色々な分野で活用されることが期待されます。

また、それぞれにメリットとデメリットがあるので用途にによって使い分けていくことが必要になってきます。

 

 

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