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世界最大の資産運用会社BlackRock(ブラックロック)が仮想通貨市場への参入を検討していることが16日のロイター通信によって報じられました。
BlackRock(ブラックロック)の仮想通貨市場への参入
大手資産運用会社のBlackRock(ブラックロック)の最高経営責任者ラリー・フィンク氏は、ロイター通信とのインタビューで以下のように述べました。
The world’s largest asset manager has assembled a working group to look at blockchain technology and cryptocurrencies such as bitcoin, but he does not see massive investor demand.
世界最大の資産運用会社がブロックチェーン技術やビットコインのような仮想通貨を調べる検証チームを結成しましたが、今のところ、投資家からの大きな需要はない
フィンク氏は同インタビューで「私たちはブロックチェーンを学んでいる最中である」と述べ、さらに、「仮想通貨への大きな需要は見られない」とも付け加えました。
同社は6月30日時点で、6兆3000億ドルもの資産を管理しているBlackRockの仮想通貨への投資やブロックチェーンの使用という動きは、同社にとっての路線変更となります。
市場参加者からは、この資産の一部が市場に流入してくるのではないかというポジティブな見解もあります。
Black Square Capital Management LLCのポートフォリオマネージャーで仮想通貨分野に重きを置いているヘッジファンドのクリス・ユー氏は「BlackRockが仮想通貨資産を研究することは驚くべきことではなく、間違いなくこの市場にポジティブな発展をもたらすだろう」と述べ、次のように続けました。
As the largest asset manager in the world, its interest in crypto assets could be a catalyst for upward price movement and encourage other asset managers, even with more conservative strategies, to seriously explore investing in the crypto space.
世界最大の資産運用会社として、 仮想通貨資産への関心は、より保守的な戦略であったとしても、物価上昇の原動力となり、仮想通貨分野への投資を真剣に検討する他の資産運用者を奨励する。
BlackRockの検証チームについての記事が15日日曜日のウェブサイトFinancial Newsに掲載された後にBTCの価格上昇が起き、Bitcoin BTC = BTSPはBitstamp取引所で16日の月曜日に4.4%上昇して6,600ドル以上で取引されており、 ここ2週間以上で最も高値がついたことを示しています。
なお、以前の2017年11月のロイター通信とのインタビューで、 フィンク氏は、仮想通貨は匿名性がある「投機的な」投資としてBitcoinを具体的に説明し、デジタル通貨とマネーロンダリングとの関連性を指摘すると同時にブロックチェーンに関しては前向きな姿勢を示していました。
マッスルまとめ
BlackRockの資金流入ペースは2016年以来、最低にとどまっていることから何らかの形で資金を呼び込む必要性が出てきた可能性があると言えるでしょう。
また、BlackRockが本格的に仮想通貨市場に参入することになれば、ウォール街では決して無視できない資産クラスとして、資産運用会社や投資銀行らの採用も相次いで行われるだろうことが予想されます。
今後の動きに注目です。