どうも!こんにちは!
クリプトマッスルです!
失敗に終わったICOプロジェクトを追跡しているCoinopsyとDead Coinsによれば、2018年に失敗したプロジェクトは6月時点で1,000件を超えると報告されています。
これらのプロジェクトには、本物のAbandonware(アバンダンウェア)から活動を完全に休止しているもの、単に詐欺であったものが含まれています。
Abandonware(アバンダンウェア)とは…
元が既に販売をやめたりサポートしていないソフトウェア、
または、何らかの理由により、誰が元であるか不明な、
ソフトウェアを指すために使用される用語です。
未だに多い詐欺
2018年に入りこれまでにICOで調達された金額は137億ドルとなり、すでに昨年の2倍に達しています。
2017年には、詐欺と死んだICOの調達総額は10億ドルに達し、その中には、怪しいスタートアップが300社近くもいることがCCNの報告でわかっています。
また、Coinopsyは247のICOが死亡したと指摘しており、その中には今年1月に閉鎖したビットコネクトも含まれており、同ウェブサイトでは「仮想通貨業界で最も成功したポンジスキーム」と言われています。
さらに、DeadCoinsでは830以上のICOが失敗に終わっていると述べられおり、その中には詐欺的なICOでSEC(米国証券取引委員会)による捜査で終わったTitaniumが含まれており、同ICOは投資家から2100万ドル(約23億2000万円)を調達しています。
現在のICO市場では規制が十分とは言えず、詐欺が依然として起きています。
これは非常に危険な様相を呈しており、市場に未だに蔓延る多くの不正なICO主催者は、経済的メリットが存在しないビジネスモデルを作り上げ投資家達を騙し続けています。
そして、価値などまったく上がりもしないトークンを発行して、あたかも将来価値が上がるかのようなセールストークで投資家達に購入を促します。そして、作為的に需要を作り出しトークンの価格が望んだレベルまで上がると、主催者達は忽然と消え、無価値のトークンを投資家に残します。
投資家達はこのような詐欺ICOに投資しないように気をつけなければなりません。
ICO投資への準備
- プロジェクト内容の信憑性
- 公開情報の不足
この2つにまとめることができます。
プロジェクト内容の信憑性は上記でも述べましたが、言葉巧みなセールストークで投資家を煽るようなことがあるのでなかなか見つけることは難しいかもしれません。
ですが、公開情報が不足しているかどうかを確認するのはそこまで難しくないと思います。
- プロジェクトの概要
- コイン情報
- 資金の使用用途
- チームメンバーの情報
忙しくても最低限、この4ポイントだけは確認することをお勧めします。
マッスルまとめ
ICOへの投資はギャンブルのようなものです。
投資家がICOに投資した資金を失う可能性はとても高く、規制の不整備は、詐欺師達が投資家達を騙すのを許してしまっています。
そのため、投資家がICOに投資する際には、ある程度投資資金を失う覚悟で挑まなければいけません。
上記でも述べましたがICOが、ホワイトペーパーで投資家が投資したくなるような巧みで過大なセールストーク使ってくるので、投資をする際は十分に気をつけなければなりません。
自分の資産は自分で守りましょう!