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Gincoがモンゴルでマイニング事業を開始

仮想通貨ウォレットサービスを提供する株式会社Gincoは、モンゴル拠点の子会社「Ginco Mongolを設立し、マイニング事業を開始した事を4日に発表しました。

電力が安いモンゴルに子会社Ginco Mongolを設立し、世界初となるウォレット直結型のクラウドマイニングサービスを、年内に提供することを目標としています。

Gincoの子会社Ginco Mongolは地場企業との密接な連携のもと、以下の事業をすでに展開しています。

  • 「マイニングマシンの販売」
  • 「マイニング設備のハウジング」
  • 「マイニングマシンの運用代行」

現地ではすでにマシンが稼働しており、今後も利用者の拡大にともなって、設備を拡大し、現地企業との連携を強化していくそうです。

また、ウォレットアプリのGincoと直結したものになる予定で、取引所なしでウォレット内で仮想通貨資産を増やせるようになるとのことです。また、ウォレット直結という仕組みは、PoSなどの保有量ベースのコンセンサスアルゴリズムにおいても、競争優位性を発揮するマイニングモデルになるとしています。

モンゴルで事業を行う理由については、電気代、土地代、人件費が安価であり、仮想通貨に好意的な規制があるからだとしています。

モンゴルでの電気代は日本と比べてだいたい半分の料金で抑えることができ、日本ではおよそ1kw/hあたり17円〜なのに対してモンゴルはおよそ1kw/hあたり7〜8円になります。


(引用元:https://japanese.engadget.com/2018/06/04/ginco/

また、家賃の値段も日本の半分程度で、年間平均気温が15.4度の日本に対し、亜寒帯にあるモンゴルは-0.7度と年間を通じて相当寒く、マシンの冷却にも非常に適しているそうです。

上記で述べた好意的な規制というのは、クラウドマイニングが証券と見なされる可能性についてのことで、モンゴル国内では現段階でブロックチェーン技術全般に関する法規制が行われていないそうです。

今後、証券と見なされる場合には、提携企業が各種事業者資格を持っているため、スキームを調整できるとしています。

ちなみにマイニングするコインの種類は、

  • ビットコイン(BTC)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • ライトコイン(LTC)

で、今後拡大する計画です。

 

 

 

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