リップル社のxRapidを利用するイギリスの外貨送金サービスMercury FXは今月18日、XRPを使用しイギリスからメキシコへ約50万円に相当するGBPをわずか数秒で送金したことを報告しました。
1/1 We’ve made our largest payments across RippleNet using #XRP – 86,633.00 pesos (£3,521.67) from the U.K. to Mexico in seconds. pic.twitter.com/WsHJuZTiOy
— Mercury-fx Ltd (@mercury_fx_ltd) 2019年1月17日
Mercury FXはロンドンに本拠地を置く外貨為替送金サービスであり、昨年リップル社の大型カンファレンスで発表された初めてxRapidを利用する三社の中の一つになります。
今回の国際送金は、同社によるXRPの過去最高額での送金となっており、送金側の食品会社「Mustard Foods社」はこの送金で79.17GBP(1万1226円)の節約と31時間のトランザクション時間を短縮できたとしています。
送金側のMustard Foods社のコマーシャル・ディレクターは、今回の送金にポジティブで以下のように述べています。
UKと欧州における500以上のレストランに食品を提供する企業として、迅速かつ手数料の低い決済方法を利用し、サプライヤーに支払い、より品質のよい食材を顧客に届けることが我々のビジネス成長にもつながる
この発表を受けたリップル社のグローバル・ヘッドを務めるDilip Rao氏は、Mercury FXは送金手数料と時間を大幅に節約できたことでxRapidのメリットを最大限に証明したと賞賛しました。
ちなみに現在、xRapidよりxCurrent(XRPを使わない)を利用する金融機関は多いが、新規参加した13社のうち、イギリスのEuro Exim Bankは銀行として初めてxRapidを導入したことでも話題となっています。
・Ripple(リップル) 社のソリューション【xRapid(エックスラピッド)】について
・Ripple(リップル)が目指すソリューション【xCurrent(エックスカレント)】とは?