6月23日、韓国インターネット大手カカオのブロックチェーンプロジェクトKlaytnはNFTマーケットプレイスOpenSeaとのパートナーシップを提携したことを明らかにしました。
Klaytnはイーサリアム基盤のパブリック・ブロックチェーンで、カカオのブロックチェーン子会社Ground Xが開発を担当をしています。
簡単にDApps開発可能にすることをゴールとしており、メインネットでは毎秒4,000件のトランザクションを実現可能にしました。さらにプライベートブロックチェーンとしての機能も組み込まれています。
今回の発表はKlaytn Foundationが行っており、この提携はアジアのNFTエコシステムへの投資を目的とし、今後は協働してNFTカンファレンスやエコシステム開発イニシアティブの展開などを行うということです。
現在、Klaytnはアジア圏でのパートナーシップ提携を進めています。この提携先にはシンガポールやタイ、日本の企業なども含まれています。
5月末に新たにローンチも予定
Klaytnが提携したOpenSeaはNFTマーケットプレイスのなかでも特に規模が大きな市場の1つとなっています。同市場は5月末、新たな売買プロトコル Seaportを導入しています。
Seaportとはユーザーがさまざまな形式でNFTを購入することを可能にするものです。1つのNFTを取得するために別のNFTとイーサリアムを合わせてオファーするといったことが可能で、ガス代も削減される仕組みが特徴です。
同プラットフォーム上では日本人アーティストも活動しており、4月には「BOYS BE…」で知られる有名漫画家の玉越博幸氏が、イラストNFTを販売しています。