今回は海外の取引所Poloniex(ポロニエックス)についてご紹介します。
Poloniex(ポロニエックス)は取引高や取扱通貨ペアで世界トップクラスの取引所ですので、これから海外の取引所でビットコインやアルトコインを取引したい方には非常におすすめの取引所となっています。
今回はPoloniex(ポロニエックス)の概要や特徴などを詳しく解説していきます。
Poloniex(ポロニエックス)とは
Poloniex(ポロニエックス)を運営する企業「Poloniex」社はアメリカ合衆国に本社を置く仮想通貨取引所です。
創業以降、ビットコインを始めとする仮想通貨の取引において、その取引シェアの高さから世界で最も影響力の高い取引所とまで言われていました。
2018年2月にはアメリカのフィンテックプラットフォーム運営企業「Circle」に買収され、Poloniex(ポロニエックス)の運営強化やリソースの供給が今後益々行われると発表されています。
Poloniex(ポロニエックス)の特徴
取り扱い通貨
Poloniex(ポロニエックス)の特徴の1つが、取扱通貨ペアの豊富さです。
2018年初め時点でのポロニエックスにおける取扱通貨は68種類にも及びます。
ビットコイン、リップル、ライトコインなどの有名な銘柄はもちろん、他の取引所ではなかなか取り扱いのないマイナーなアルトコインも多く取り扱っています。
特に、ICO上場が完了したばかりの若い仮想通貨も頻繁に取扱い開始となるため、今後の成長を見込んで初期段階から投資してみたいという方は、ぜひPoloniex(ポロニエックス)でいろいろな銘柄に目を通してみることをおすすめします。
また、Poloniex(ポロニエックス)では取引の基軸通貨として以下の4つを採用しています。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- モネロ(XMR)
- テザー(USDT)
基軸通貨にも全て仮想通貨が採用されていますが、テザーは米ドル(USD)と同価値に調整されている仮想通貨となっているため、米ドルに近い感覚でトレードを行いたい場合にはテザーを利用すれば問題ありません。
レバレッジ取引
Poloniex(ポロニエックス)ではアルトコインを豊富に取り扱っていることに加え、一部のアルトコインのレバレッジ取引も行うことができます。
※レバレッジ取引に関しては以前の記事で詳しく説明していますので、そちらをご覧ください!
→仮想通貨におけるレバレッジ取引とは?
イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)はもちろん、ファクトム(FCT)やステラ(XML)などの比較的マイナーなコインでもレバレッジ取引を行うことができます。
Poloniex(ポロニエックス)でのレバレッジ取引におけるレバレッジ倍率は2.5倍に設定されています。
アルトコインのレバレッジ取引を実施できる取引所自体が多くないため、大小様々な銘柄でレバレッジ取引を行えること自体がPoloniex(ポロニエックス)を利用するメリットであり、その上で2.5倍という倍率はレバレッジ取引初心者にとっても非常に安心して始めることができるレバレッジ倍率ではないかと思います。
レンディング
Poloniex(ポロニエックス)にはレバレッジ取引の他にもう一つ、他の取引所にはない特徴として「レンディング」というサービスがあります。
レンディングとは、自分が所有している仮想通貨をPoloniex(ポロニエックス)を経由で他者に貸し出すことで、貸している期間と金額に応じて利息を得ることができる仕組みです。
貸し出した仮想通貨はレバレッジ取引を行うユーザーに貸し出され、レバレッジ倍率分の取引に利用されます。
自分自身のトレード結果に関係なく収益を得ることができるため、仮想通貨取引に大きなリスクを感じている場合には、こういったサービスを利用してリスク管理をしながら収益をあげていくことも可能です。
もちろん、レンディングにおける貸し倒れのリスクも0とは言えないため注意が必要になります。
しかし、借り手が債務不履行となった際の対処は利用規約にも明記されており、Poloniex(ポロニエックス)側で対応が成されるため、自身の取引リスクと比較すると非常に実施しやすいサービスではないかと思います。
まとめ
Poloniex(ポロニエックス)は日本語に対応していないため、公式サイトだけを頼りに取引を進めるのは多少ハードルが高いと思ってしまうかもしれません。
しかし、取引所としての実績は間違いなくトップクラスであり、その分日本語による解説や情報提供も数多く行われています。
また、口座開設や取引の実施も非常に簡単であるため、実際に試してみると思っている以上に簡単に取引が初められると思います。
今後もPoloniex(ポロニエックス)の様々な特徴をご紹介していきますので、ぜひこれからPoloniex(ポロニエックス)での取引に挑戦してみてください。