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BIG3:DeGodsがKiller 3sの所有権を取得したことを発表

4月28日、プロバスケットボールリーグBIG3はSOLで最大規模のNFTプロジェクトDeGodsがリーグ所属チームKiller 3sの所有権を取得したと公にしました。この買収はチーム所有権に紐づくNFTを介して実施されたことも明らかになっています。

2017年、BIG3はラッパー・俳優・兼起業家のアイス・キューブ氏がオーガナイザーとなって開幕の歴史を迎えています。高レベルなゲームの観戦が可能である点と元NBA選手が多く出場していることで人気を集めています。

4月初旬、BIG3はリーグの12チームの所有権に紐づいたNFTを1,000個ずつ計12,000個発行し、チーム運営権やスポンサーシップなどの特典販売を計画していました。この1,000個の内訳は所有権に紐づく単価300万円のFire-Tierが25個となり、各種特典が付与される単価65万円のGold-Tierが975個という形で構成されています。

今回NFTプロジェクトDeGodsはKiller 3sのFire-Tier NFTを全て購入したことを明らかにしています。さらにDeGodsコミュニティ専用に最大500個の「Gold-Tier」NFTを販売することにも合意しました。

DeGodsのNFT所有者はFire-Tier NFTを保有するだけでなく、チームのCEO・社長・副社長の選挙に投票権を持つ他、BIG3の承認を得ることを条件としてIP権を使用してチームグッズ制作を行うことも可能になっています。この取り組みの一環としてDeGodsのロゴはKiller 3sのジャージや動画コンテンツ、スコアボードに組み入れられるという仕組みになっているのです。

DAOとプロスポーツチーム所有

NFTの購入資金はプロジェクトのDeDAO Treasuryから拠出されたことも今回明らかになりました。この選択はDeGodsのDAO「Divine Council」の投票により決定されたということです。DAOのチーム運営という新たな取り組みについて、アイス・キューブ氏は海外メディアに以下のコメントを発表しました。

特定コミュニティがチームを所有して良いものか考慮した。リーグを本気で成長させたいと考えているコミュニティだとわかったからイエスと判断したまでだ。

同氏によると、リーグの全チームがKiller 3sと同様の権利をNFTに付与している訳ではない模様であることも報道されています。また大半のNFTは現在も販売中の状態で、5月一杯は継続されるということです。