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鮨 渡利:国内NFTプラットフォームで限定NFTの販売を開始

7月7日より東京・渋谷に店を構える鮨店・鮨 渡利は国内NFTプラットフォームnanakusaにおいて「SUSHI TOP SHOT」の限定NFT販売を開始すると明らかにしました。

同店は以前より暗号資産イーサリアム基盤の大手DEXSushiSwapのガバナンストークンであるSUSHIでの決済を受け付けていることで有名な鮨店です。現在では業界関係者が次々にこの店を訪れ、実店舗の予約は満杯になっていることから、SUSHI決済の需要の高さがわかります。

5月22日にはNFT作品である「SUSHI TOP SHOT」をNFTマーケットプレイスOpen Seaにて販売し、即日完売しています。なおこの作品は包丁さばきなどの鮨職人の技をNFT化したものです。

七夕の限定イベントを開催

同店は今回「旬のネタをnanakusaにお届け」と題し、7月7日から7日間の期間で77枚ずつ旬のネタ7種をnanakusaコラボシリーズとして1日1種類販売するというイベントの開催を決定しました。この販売価格は1枚あたり約500円を予定しています。

同店はnanakusaとのコラボについて以下のようにコメントしました。

国産NFTプラットフォーム「nanakusa」は海外進出を狙っており、同じく日本から世界に向けて発信したい「SUSHI TOP SHOT」と共通した目標を持っています。「日本」でしか生み出されない、かつ「世界中」の人が知っている「寿司」という食文化を「nanakusa」の中にコンテンツとして作ることによって、海外のNFTファンにも日本のNFTムーブメントに注目してほしいという思いがあります。

なお同店はリアルとバーチャルの融合をテーマにした展⽰会Crypto Art Week Asia in Tokyoでも、NFT作品「SUSHI TOP SHOT」を展示することを発表しています。この展示会は7⽉12⽇~7⽉16⽇に開催されます。

このコラボを実現させたnanakusaとは、国内ブロックチェーン開発企業スマートアプリが4月にローンチしたNFTマーケットプレイスです。公認アーティストによるNFT発行・販売だけでなく、アーティストへのロイヤリティ還元機能を有する2次流通機能も備えた日本初のサービスであり、世界市場に向けてリリースされています。

SUSHIトークンについて

SUSHIはイーサリアム基盤であるDEXのSushiSwap内におけるガバナンストークンです。現在、時価総額ランクは69位で価格は815円をつけています。海外取引所のBinanceやFTXなどに上場していることでも知られています。

ユースケースとしては保有する暗号資産をSushiSwapにロックして流動性を提供することによりSUSHIによる報酬を受け取るケースや、保有してSushiSwapの運営方針に対する投票権を獲得するといったケースが存在します。また一定期間ごとにバーンされるため、市場における流通量が減り価値が上昇していく可能性を持たせることができます。