ICO

初心者の素朴なギモンシリーズ:ICOってなんだ?

仮想通貨業界に入って耳にしない人はいないであろうICOという言葉。これはInitial Coin Offeringの略称です。これどっかで聞いたことあるな…と思った方、冴えてますね。実はIPO、正式名称Initial Public Offeringとそっくりなんです。ご存知の通り、IPOは「株を投資家に売り出して、証券取引所に上場し、誰でも株取引ができるようにする*1」資金調達手段です。ICOはいわば仮想通貨のIPO版のようなものです。言い換えると、仮想通貨を投資家に売り出して、仮想通貨取引所に上場し、誰でも仮想通貨取引ができるようにする資金調達手段です。

ここでギモンがわきます。なぜIPOではなくICOをするのか?こちらのサイトに以下のように違いがまとめられておりました。

  1. ICOには配当がない
  2. ICOには利子がない
  3. ICOにおいて会社の事業価値は関係ない
  4. ICOはインターネット上でグローバルに行われる
  5. 少額から投資できる
  6. 株や財務諸表のような難しい知識を必要とされない
  7. ICOにおいてはプロジェクトの社会的価値が評価される

これを見ると、ICOはインターネット環境さえあれば、誰でも非常に気軽に参加できる投資手段のようですね。でも、インターネットで手軽に資金調達するならクラウドファンディングという手段もあります。違いはどこにあるのでしょうか。

クラウドファンディングは「アイデアやプロジェクトを持つ起案者が、専用のインターネットサイトを通じて、世の中に呼びかけ共感した人から広く資金を集める方法*2」です。ICOとの最大の違いはトークンの有無です。ICOでは必ずトークンが発行されます。クラウドファンディングではプロジェクトが完結すればそこで支援は終了ですが、トークンが存在するICOでは一つの経済圏が出来上がります。投資家は株同様に、トークンの価値が上がることも期待してICOに参加するんですね。

世の中には様々な資金調達方法がありますが、テクノロジーの進化のおかげでどんどん自由になっていきますね。

※トークンと仮想通貨の違いは以下の通りです。

仮想通貨:新規のブロックチェーン技術で利用される基軸通貨
トークン:既存のブロックチェーン技術を利用して発行されるもの

引用元*1:http://www.ipokiso.com/basic/index.html

   *2:https://a-port.asahi.com/guide/