【ディーカレット（DeCurret）】〜仮想通貨から電子マネーにチャージ可能に〜

仮想通貨取引所を運営するディーカレットは8月21日、仮想通貨から電子マネーにチャージできるサービスを開始しました。

同社のアプリ上で操作が可能で、以下の３つの電子マネーにチャージが可能です。

対応可能な仮想通貨は、以下の５つです。

チャージ手数料は3000円以上で無料で3000円未満では1回ごとに108円となります。

チャージ金額は1000円、3000円、5000円、10000円から選択でき、10円単位で入力することも可能です。

1回のチャージ金額はどの電子マネーも1000円が最小となり、最大金額は電子マネーごとに異なります。

金額に合わせてディーカレットの交換レートに応じて仮想通貨は自動的に計算され、auWalletは電話番号を選択、楽天EdyとnanacoはギフトID経由でのチャージとなります。

ディーカレットでは、デジタル資産による価値交換プラットフォームを目指すための第1歩だと今回のサービスを位置づけており、ディーカレットの時田社長は

“これまでは仮想通貨の現物取引だけで商品上の優位性はあまりありませんでした。仮想通貨の課題は、世の中の認知であり、電子マネーへの交換が実現したことは、相手も私たちのサービスを認めてくれているということであり、こういったことで世の中での仮想通貨の信頼が確立されていく。”

と会見で述べました。

さらにディーカレットは新サービスとして、レバレッジ取引の提供を開始しました。

証拠金を担保として最大4倍までの取引が可能です。高速エンジンによる大量の約定処理、ロスカット自動発動など、リスクにも対応可能な機能も多数搭載しています。

同社は2018年にIIJや野村ホールディングス、JR東日本など合計18社が共同で出資して設立した企業であり、IIJが筆頭株主で、ディーカレットを持分法適用会社としています。