ブロックチェーン

6 つの事例から見るブロックチェーンとAI/IoT連携がもたらす未来

どうも!こんにちは!

クリプトマッスルです!

ここ2週間に渡ってブロックチェーンに関連した記事を書いてきました。そこでよく一緒に目にするのがAIIoTといった言葉です。

そこで、今日はブロックチェーンがAIやIoTと連携するとどのようなことが可能になるのか見ていきましょう。

 

ブロックチェーンが注目される理由

少し復習的な要素になりますが、色々な業界でブロックチェーンが注目されている理由について考えてみましょう。

それには主に2つの理由があります。

  • 非中央集権型(分散型)

日本語では分散型台帳技術と訳されることが多く、インターネットなどのオープンなネットワーク上において、相互に信頼関係を築いていないメンバー間の取引であっても、第三者の介在なくその取引に対して高い信頼性を提供できるということです。

  • 改ざん困難

時系列に並んだブロックには、その前後にあるブロックと結びつける情報が含まれます。途中のブロックを改ざんすると、帳尻合わせのために後続のブロックもすべて書き変えなければならないのですが、それは莫大なマシンパワーを要する作業であり実現可能性は低いとされています。これがブロックチェーンは「改ざんが極めて難しい」と言われる理由です。

このような理由からブロックチェーンのAIやIoTへの活用が注目されているわけです。

もう少し詳しくブロックチェーンに関して知りたい方は以前の記事をご覧ください。

 

AIとは

そもそもAIをあまり知らない人のために簡単に説明します。

AIとは、人間知的営みコンピュータに行わせるための技術のこと、または人間知的営みを行うことができるコンピュータプログラムのことである。一般に人工知能」と和訳される。

(引用元:https://www.weblio.jp/content/AI?edc=BINIT

上にも書いてある通り、AIとは人工知能のことです。身近なもので言うとiPhoneに標準装備の機能であるSiri(シリ)などがそれに当たります。

 

IoT(Internet of Things)とは

AIは特に最近の言葉ではないので聞いたことがあったり、知ってる人も多いかもしれません。

ですが、IoTはどうでしょうか?自分の中ではこれは結構最近の新しい言葉なのかなという認識です。

IoTInternet of Things)とは、様々な「モノ(物)」がインターネットに接続され(単に繋がるだけではなく、モノがインターネットのように繋がる)、情報交換することにより相互に制御する仕組みである。それによる社会の実現も指す

(引用元:ウィキペディア

モノのインターネットなんて訳されたりもします。

イメージとしてはこんな感じです。

IoT_1
(引用元:http://paper-less.jp/iot/

つまりインターネットを様々なセンサーや機械と組み合わせることで、さまざまなモノとコミュニケーションすることを可能にするというものです。

 

ブロックチェーンとAI

まずはブロックチェーンとAIが連携するとどういったことが可能になるのか?

  • AIとブロックチェーンがうまく連携

ブロックチェーンに保持されているデータは、そのファイリングシステムに固有の暗号化で性質上、安全性が高い点が注目されています。ゆえに、信頼関係がなくても、ブロックチェーンは仲介業者の介入なしに、真正性を提供することができます。これによりAIはセキュリティを強化することができるのです。

  • AIが行った決定を、ブロックチェーンの追跡・理解・説明に役立つ

AIによって行われる決定には、しばし「人間が理解すること」が難しい場合もあります。どんなにAIが明確であっても、しばらくの間は人間がこれらの意思決定を監査する必要があります。ブロックチェーンは、こうしたAIによって行われた決定を「追跡・理解・説明」するための助けとなります。AIが意思決定プロセスをブロックチェーンに記録することは、公衆の信頼を得るために必要となる「ロボットの心の透明性と洞察のレベル」を達成するための第一歩だということです。

  • 第三のAIは人間よりも効率的にブロックチェーンを管理

コンピュータは非常に高速ですが、タスクの実行方法に関する明示的な指示がなければ、コンピュータはタスクを実行できません。したがって、暗号化されたブロックチェーンデータで動作するには、コンピュータには大量の処理能力が必要です。

しかしAIは、インテリジェントで思慮深い方法でタスクを管理する試みです。人間の専門家が、これらに成功することにより、人が専門家になるために生涯をとらなくても、AIに適切なトレーニングデータが与えられれば、瞬時にスキルを磨くことができるのです。

そこで近年ではそれらの技術を合わせることによる新しいビジネスを様々な企業が開発しています。

事例を見てみましょう。

事例

①車のポルシェですが、今年3月に世界初となる車両にブロックチェーンを搭載する実験に成功しています。この実験では、ブロックチェーンを用いてアプリで車の解錠・施錠を6倍高速化することができました。

②中国最大の小売業者であるJD.Comも、AIとブロックチェーン技術を使用したビジネスとアプリケーションを構築するためのアクセラレータAI Catapultを発表しています。

Google傘下のDeepMindと英国民保健サービス(NHS)と病院が提携した基盤づくりが始まっており、DeepMindのソフトウェアに大量のスキャン画像と症状を学習させ、スキャンデータのみから疾患を特定することを目指しています。

Doc.aiでは、グローバルに収集した大量の医療データから医師が洞察を得るための会話型プラットフォームを既にローンチしています。個人ユーザーに対するサービスも提供しており、ディープラーニングによって解析されたデータを活用することで、彼らが抱えている健康上の悩みに対するフィードバックをすることも可能になります。

 

ブロックチェーンとIoT

次にブロックチェーンとIoTが組み合わさるとどうなるのか?

  • ブロックチェーンによるIoTのセキュリティ強化

IoTはインターネットに接続されたデバイスで構成されているため、ハッキングやサイバー攻撃に対して脆弱性を持ちます。そこでブロックチェーンの「取引を記録」「情報を分散管理」「変更・削除不可」という特性を利用すれば、IoTへの攻撃に対する実行可能な解決策となります。

  • IoTプロセスの自動化によるコスト削減

ブロックチェーンを利用することにより、IoTプロセスを自動化することができます。そのようなことを可能にする技術はスマートコントラクトと呼ばれています。それを作成すると、ブロックチェーンにより、管理・実行・維持が行われます。これには、第三者による仲介を一切必要としないため、仲介料を支払う必要なく、コストを削減することができます。

事例

GMOインターネット株式会社は、GMOグローバルサイン株式会社、株式会社セゾン情報システムズがブロックチェーンとIoTを活用した宅配ボックスの実証実験を実施しました。

これまでは、1対1で利用していた宅配ボックスと利用者の関係が、複数の宅配ボックスに複数のIoTデバイスを配置し、複数の利用者で使えるようにすることで、ブロックチェーンとIoTをうまく組み合わせて、分散型の宅配ボックス利用が可能となったのです。さらに、宅配ボックスの開閉履歴なども管理することができ、改ざんを防止できます。改ざんできないため、本人以外は扉をオープンすることができないのです。ブロックチェーンの改ざん防止の技術が役立っています。

Nayutaは、ブロックチェーンを活用した、使用権をコントロールできる電源ソケットの開発を進めています。

電源ソケットの持ち主は、いつからいつまでの間に何時間使用できるという使用権トークンをスマートフォンアプリに対してユーザーを指定して送付することができます。つまり使用権をコントロールでき、第三者による不正利用(盗電など)がなくなるということです。

また、使用電力の測定もハードウェア機能として含まれており、将来、使用した電力に応じた課金型電源ソケットへの変更も行えるように開発されています。

 

マッスル見解

以上のようにブロックチェーンとAIやIoTが連携することにより様々なことが可能になり、世界における影響力は計り知れません。

しかし、色々と便利になっていく中で、私は少し不安要素も感じています。

それは、人間の今ある社会を変えてしまうのではないかと言うことです。ブロックチェーンとの連携においては、人の権利を崩壊させながら、さらに革新的な可能性を秘めていると言う人もいます。

また18世紀半ばから19世紀にかけてイギリスで起こった産業革命では、失業を恐れた労働者が機械を破壊する「ラッダイト運動」などを起こしたが、現代でも「AIが発達すると人間の仕事を奪ってしまうのではないか」「大量失業が起きるのではないか」という不安もあります。

野村総合研究所が国内601種類の職業を対象に研究を行った結果では、AIやロボットなどによって日本の労働人口の約49%が代替できるようになる可能性が高いという結果が出ています。さらに最近ではある人工知能ロボットがサウジアラビアで市民権を得たと言う話まであります。

しかもこの人工知能ロボットはプログラミングなしに自分で考えて人間とコミュニケーションすることのできるもっとも高度な人工知能であるというから驚きです。さらにブロックチェーン技術を最初に開発したのはAIだという話まであります。

こうなってくるともはやターミネーターのような人間対ロボットの戦争などもそう遠くない未来で起こるではないでしょうか?

 

 

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