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米オークションサイト【eBay(イーベイ)】がビットコイン決済導入を「真剣に検討」!

eBay Americasのシニアバイスプレジデントのスコット・カトラー氏が米Yahoofinanceとの取材の中で述べてことにより電子商取引大手の米eBay(イーベイ)が、ビットコインを決済方法として「真剣に検討」していることがわかりました。

eBay(イーベイ)とは

「eBay(イーベイ)」とは、アメリカの会社「eBay Inc.」が運営するオークションサイトで、アメリカをはじめ、カナダ、イギリス、イタリア、ドイツ、フランス、韓国、中国など、約30ヶ国で展開されています。

利用者は世界で1.6億人とインターネットオークションでは世界最大と言われています。

「eBay(イーベイ)」は2000年に、日本にも進出しましたが、日本では「Yahoo!オークション」の利用者数が圧倒的に多いため、2002年3月には撤退しています。

 

実現するかは未だ未決定

ビットコイン決済について前向きの姿勢を示したカトラー氏ですが、同じ取材で「まだその段階には至っていない」として、実際にビットコインでの決済が導入されるかは未確定だとの見方を示しています。

ちなみに、オークションサイト「eBay(イーベイ)」には、すでにビットコイン関連のアイテムがいくつかありますが、現在(2019年1月時点)でのビットコイン(BTC)の支払いは受け付けていません。

 ビットコインへの取り組みに積極的な企業の株価はうなぎのぼりで、積極派の米オーバーストックや、日本のGMOの株価も大幅に上昇しているのが現状です。

ビットコイン決済導入への懸念点

一方で懸念となっているのが、ビットコイン決済の手数料の高さです。

ここ数日も未処理の取引の待機プールが大幅に増大しており、現在一番早くて安い手数料でも少なくとも13ドルかかります。

手数料において10ドル以上もかかるのでは、eBay(イーベイ)においてビットコインが決済に使用されることは考えにくいと言えるでしょう。

高騰する手数料が原因でビットコイン決済を取りやめにする企業も増えており、例えばゲーム配信サービスのSteamが一例です。

日本以外では、決済方法としてのビットコインには未だに足踏みしている状態が続いています。

eBay(イーベイ)のような大規模eコマースサイトが仮想通貨決済を採用するのは、ビットコインの処理能力を上げる「ライトニング・ネットワーク」のような仕組みが導入されてからになる可能性があるでしょう。

ただしセカンド・レイヤーをつかったスケーリングは、セグウィット(分離された証人)と呼ばれるアップグレードが前提になっているが、この実施率がまだ10%と低いことが課題になっています。

将来的に税制が整備された上で、ビットコインの持つ問題点が解決される(あるいは他のアルトコインで代用する)場合は、日本でも決済手段として普及する可能性は高いでしょう。

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