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シンガポールでLINE(ライン)が仮想通貨取引所BITBOX(ビットボックス)を7月中に開始

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無料通信・通話アプリ大手のLINE(ライン)が2018年7月中に仮想通貨取引所サービスBITBOX(ビットボックス)をシンガポールで開始すると6月28日に行われた「LINE CONFERENCE 2018」にて発表しました。

BITBOXとは?

BITBOXは仮想通貨同士の取引のみを提供する取引所であり、法定通貨による仮想通貨の売買はできない予定です。

対応する仮想通貨についてはビットコイン(BTC)イーサリアム(ETC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)など、30種類以上の予定で、今後さらに追加していく予定だとしています。

なお、売買時のスプレッドは0.1%になるとしています。

BITBOXがシンガポールで提供する理由

サービスの提供はLINEの子会社でありシンガポールに拠点を置くLINE Tech Plusが担います。

この背景には、6月19日に日本の金融庁から国内の仮想通貨取引所6社に業務改善命令があったことが考えられます。

金融庁、国内仮想通貨取引所6社へ業務改善命令

こういった日本での仮想通貨取引所への厳しくなる現状から、今回海外で取引所を設立した可能性があります。

BITBOXは日本語対応はない

今回の取引所BITBOX(ビットボックス)は、日本と米国を除いた各国でサービスを提供します。

言語に関しては、英語や韓国語など15言語に対応していますが、日本語とタイ語には対応していません。

日本と米国を除いている点について、LINEはリリースの注釈で以下のように述べています。

「LINEでは、仮想通貨取引に関する各国のルールや規制に則り、仮想通貨事業を展開して参ります」

以前に日本語に対応していたにも関わらず、日本語の取り扱いをやめた取引所は多くあり、その理由として

金融庁から日本人向けの営業を行なっていると、指摘をされる。

というのがあり、海外の取引所は表向きでは「日本人向けに営業は行なっていない」というスタイルをとっています。

【Huobi(フオビ)&BigONE(ビッグワン)】相次ぐ日本人向けサービスの停止
【スキャムメールか?】HitBTCが日本進出に向けてサービスを一時停止?

    マッスルまとめ

    2018年7月は多くの仮想通貨取引所関連の事業が開始予定になっています。

    • LINEの仮想通貨取引所BITBOX(ビットボックス)のサービス開始
    • Coincheck(コインチェック)の取引所の再開
    • SBIバーチャルカレンシーズの本格的な事業開始

    など目白押しです。

    これから夏に向かってのこれらの取引所の事業開始が、「新規の顧客」をどのくらい集められるか今後も目が離せません。