今回は、以前『ICO調達金額ランキングトップ20一覧』という記事で紹介したランキングで第6位にランクインした、Filecoinについて追っていきます。
1位から5位までは過去に記事が上がっていますのでそちらをご覧ください。
1位 Telegram
2位 Dragon
3位 Huobi token
4位 EOS
5位 Hdac
コンテンツ
Filecoin(ファイルコイン)とは
Filecoinとは、ブロックチェーン上でストレージの貸し借りを行うことができるプロジェクトです。
詳しくは公式の動画(英語)に乗っていますのでそちらをご覧ください。
Filecoin(ファイルコイン)のトークン設計
プロジェクト名:Filecoin
トークン名:FIL
公式HP’:https://coinlist.co/filecoin
WP:https://filecoin.io/filecoin.pdf
Filecoin(ファイルコイン)の特徴
Filecoinの特徴は、自身が持っている余分なストレージを活用できることです。
余っているストレージをプラットフォームという形で提供することで、単価としてFilecoinを得ることができます。
類似サービスは他にもありますが、中央集権型サービスが一般的であるため、Filecoinは新しくエコロジーな分散型ストレージサービスとして期待されています。
Filecoin(ファイルコイン)の2種類のマイナー
Filecoinのマイナー(採掘者)には『ストレージマイナー』と『リトリーブマイナー』という2種類が存在します。
ストレージマイナー
『ストレージマイナー』は、自分の空容量をFilecoinに貸し出し、その報酬としてFILトークンを手に入れるやり方です。
リトリーブマイナー
『リトリーブマイナー』は、データの引き出しの速さを競い、一番早かった採掘者に報酬が与えられるシステムです。
Filecoin(ファイルコイン)の強み
Filecoinの強みは、誰にでも簡単にマイニングができることです。
例えば、Bitcoinなどの仮想通貨のマイニングはコンピューターが複雑な計算を行うため、演算能力をあげる機械を取り付けなければいけません。
また、電気代も多くかかり、個人単位ではとてもできることではありませんでした。
しかし、FilecoinはProof of Storage(プルーフオブストレージ)という特殊なシステムを搭載しているため、誰でも簡単にマイニングで利益をあげることができます。
まとめ
Filecoinはデータを保存するスペースの欲しい人と、余っているデータストレージを活用したいマイナーの間で簡単に取引を行うことを可能にします。
ストレージは今後もネットの普及の波に乗りながらさらに拡大していくと予想されています。
しかし、取り扱っている取引所はいまだに少なく、まだまだ発展途上と言えるプロジェクトになります。
しかし、分散型のストレージは、これからのネット社会に必須となる活用法が搭載されており、個人でも簡単に運用できる画期的システムです。
実際、ICOでも厳しい参加条件のもと、多額の資金を調達しています。
このことからも、多くの人が注目しているプロジェクトということが伺えます。
実用化を目指し現在も開発が進むFilecoinは、これからも要チェックです!