ビットコイン

ビットコインキャッシュに関する各取引所の対応【まとめ】

20181116日にビットコインキャッシュのハードフォークが実施されました。

ビットコインキャッシュは、ビットコインの神とも呼ばれているロジャー・バー氏を代表とするビットコインABCとビットコインの提唱者サトシ・ナカモトを自称するクレイグ・スティーブン・ライト 氏を代表とするビットコインSVに分裂しています。

ビットコインキャッシュは時価総額ランキングでも5位以内に入ることの多い仮想通貨で、日本国内の仮想通貨取引所でも取り扱っているところは複数存在します。

今回はビットコインキャッシュの分裂に関して各取引所の対応についてまとめます。

 

ビットコインキャッシュの分裂に関する各取引所の対応

bitFlyer(ビットフライヤー)

ビットフライヤーはハードフォークが行われた前日の1115日の午後10時から、ビットコインキャッシュの預入と送金を停止していましたが、12月7日午前11時からサービスを再開しました

またビットコインABCをビットコインキャッシュとすること、ビットコインSVは現段階では対応しないことを明記しました。

Zaif(ザイフ)

ビットコインキャッシュとモナコインの流出が確認されたザイフでは、分裂当時ビットコインキャッシュの入出金を停止しています。

そのためスナップショットを撮影しただけに留まりました。

coincheck(コインチェック)

コインチェックでは、1115日の午後12時からビットコインキャッシュの入出金と売買が一時停止となりましたが、1127日に入出金・売買どちらも再開しています。

加えてビットコインABCをビットコインキャッシュと表記するを明記し、ビットコインSVは入金しないように呼びかけました。

bitbank(ビットバンク)

ビットバンクは、1115日午後10時からビットコインキャッシュの預入と引出を停止しました。

この段階ではビットコインキャッシュの売買は可能でしたが、22日午後8時から新規注文も停止しています。

新規注文の再開は1126日の11時、預入と引出のの再開は125日の午後511分でした。

bittrade(ビットトレード)

ビットトレードでは1115日午後10時から預入と引出を停止しました。

再開は1225日午後6時でした。

bitpoint(ビットポイント)

ビットポイントは日本国内の取引所の中でも最も警戒している取引所のひとつです。

送金と預入を停止したのは1115日午後9時、以降20191月段階までサービスは再開されていません。

BTCBOX(BTCボックス)

BTCボックスもビットコインキャッシュの入出金を停止していました。

まず1130日午後4時にビットコインキャッシュの入金が再開、続いて1211日午後6時に出金が再開されています。

またビットコインABCをビットコインキャッシュとすること、ビットコインSVは対応していないことを明記しています。

dmm bitcoin(dmmビットコイン)

dmmビットコインのビットコインキャッシュは、元々レバレッジ取引のみで現物を取り扱っていませんでした。

そこで1116日の午前0時から3時までの間だけBHC/JPYBCH/BTC2つの通貨ペアのレバレッジ取引を停止しています。

GMOコイン

ビットコインキャッシュの現物取引とレバレッジ取引の両方を行っているGMOコインは、1115日の正午から入金・送金を停止、午後6時からレバレッジ取引を停止しています。

入金・送金の再開は1212日の午後645分、レバレッジ取引の再開は124日正午からでした。

フィスコ仮想通貨取引所

フィスコでは、1115日午後10時からビットコインキャッシュのハードフォークに対応予定でした。

しかし予定を前倒しし、同日正午から入出金の停止と新規アドレスの取得停止しています。

続報は1119日以降の予定となっていますが、20191月段階でまだ発表されていません。

liquid by QUOINE(リキッドバイコイン)

リキッドバイコインでは、ビットコインキャッシュのハードフォーク前から分裂をサポートしないことを明記していました。

1115日の午前140分からビットコインキャッシュの入金・出金を停止、124日からビットコインABCをビットコインキャッシュとして入出金を再開しています。

またビットコインSVについては、日本仮想通貨交換業協会と調整中としています。

SBIVC(SBIバーチャルカレンシーズ)

SBIバーチャルカレンシーズでは、1113日午前7時からビットコインキャッシュの売買しています。以降20191月まで売買は再開されていません。

 

まとめ

ビットコインABCとビットコインSVの対応は、日本国内の仮想通貨取引所でも異なっています。

既にビットコインABCをビットコインキャッシュとして入出金を再開しているところもありますが、未だに入出金・売買を停止している取引所も存在します。

一方で各取引所に共通していることとして、ビットコインSV20191月段階ではまだどこの取引所でも取引されていないことが挙げられます。

なおビットコインキャッシュのハードフォークに対して日本仮想通貨交換業協会も、注意喚起を行っています。

しかしその後のビットコインABC及びビットコインSVに関して、お知らせ等の更新はされていません。

今後も最新情報に要注目です。