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イーサリアムプラットフォームの仮想通貨Polymath(POLY:ポリーマス)とは?

どうも!こんにちは!

クリプトマッスルです!

昨日、紹介したSTO(セキュリティ・トークン・オファリング)を牽引するであろうと言われているPolymath(POLY:ポリーマス)について特徴、将来性、購入方法などを詳しく説明します。

STO(セキュリティ・トークン・オファリング)とは?

 

Polymath(POLY)とは?

Polymathとは、資産を仮想通貨のトークン化してブロックチェーン上で安全に管理するためのプラットフォームを提供するプロジェクトになります。

Polymath基本情報:

通貨名:Polymath
通貨単位:POLY
上限発行量:1,000,000,000 POLY
ネットワーク:イーサリアム,ERC20
コンセンサスアルゴリズム:イーサリアムに依存
公開日:2018年1月31日
CEO:Trevor Koverko
公式HP:Polymath.network
公式Medium:blog.polymath.network

PolymathはSEC(米国証券取引委員会)によるとプライベートセールにおいて5,870万ドルと多くの資金調達に成功しているプロジェクトです。

また、発行するトークンがセキュリティトークンであるがゆえに多くの意見が必要であるとし、18人の開発チームに対して16人のアドバイザーがおり、テレグラムでは5万人が参加しており非常に注目を浴びているプロジェクトです。

このPolymathでは、従来のICO(イニシャル・コイン・オファリング)ではなくて国の規制に遵守したSTO(セキュリティ・トークン・オファリング)という方法で公開することを前提に行われます。

STO(セキュリティ・トークン・オファリング)とは?
ICO(イニシャル・コイン・オファリング)とは?を分かりやすく説明

 

Polymath(POLY)の特徴

3つの特徴に分けてもう少し詳しく説明します。

ブロックチェーン上で証券取引が可能

ICOによる資金調達が増える中、ICOで発行されたトークンには配当や経営に対する発言権がなく、これは証券法に違反しているという見方もあり、今後規制される可能性があります。

そこで、これを解決するとして開発されたPolymathはブロックチェーン上で証券取引が可能で、イーサリアムのスマートコントラクトを利用して契約を結ぶことができます。

資産のトークン化で経費削減

Polymathで資産をトークン化することで、金融機関を仲介せずに取引が可能になります。

資産というのは具体的に、

  • 株式
  • 不動産
  • ベンチャーキャピタル
  • 絵画
  • ワイン

などのトークン化を行おうとしています。

そのため、仲介手数料を省くことで、世界中と取引することが可能になります。

証券化に必要な内容の埋め込み

Polymathでは、証券化に必要な内容をトークンに埋め込むことが可能であり、証券取引所としての役割も担うことができます。

 

Polymath(POLY)のロードマップと将来性

ロードマップ

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Polymathは5段階のフェーズに分かれています。

  • フェーズ1:ホワイトペーパーのリリース
  • フェーズ2:アーリーアドバイザー
  • フェーズ3:KYCブロックチェーンシステム
  • フェーズ4:プラットフォームのリリース
  • フェーズ5:証券会社の設立

・2018年6月6日、PolymathはOpenFinance Network(OFN)と提携して、Polymathで発行されたセキュリティトークンをOpenFinance Networkの取引プラットフォームで流動性を高めることを目的としています。

・2018年8月22日、Polymathはメインネットをローンチして、最初のセキュリティトークンの発行者を発表しており、主に大麻産業やヘルスケア産業が候補に挙がっています。

・2018年9月2日、PolymathはSECの資格を保有している「Prime Trust」との提携を発表し、POLYの下位互換であるスタンダードトークン、「ST20」のセキュリティトークンの保管ソリューションの開発を目指しています。

現在(2018年11月)では、フェーズ1のホワイトペーパーのリリースは済んでいますが、それ以外のフェーズ4のプラットフォームのリリースやフェーズ5の証券会社の設立などの具体的な日時はまだわかっていません。

将来性

すでにオープンソースであるPolymath Coreを発表していて、4月7日にはその最新バージョンである通称「Toro」がGitHubにて利用可能になっています。

そのため、技術者はこのコードを利用して独自のSTOモジュールを開発することができます。

github.com/PolymathNetwork

すでに実用化に向けてオープンソースのシステムが出来ているので、かなり現実味があるプロジェクトになっています。

また、すべての資産がトークン化すれば、今後同じようなトークンの発行が考えられ、そうなった時には、先行者であるPolymathの価値が更に高まることが考えれらます。

さらに、土地の所有権のトークン化が現実になれば、これまでは何人かで分けることが出来なかった土地も、トークン化により分配することが可能になります。

こういったことを踏まえるとPolymathの価値が今後高まることはもちろん、より大きな経済活動につながることが考えられます。

 

Polymath(POLY)の購入方法

2018年8月29日現在では、Poymathは日本円で購入することはできませんので、海外の取引所を利用することをおすすめします。

ここではセキュリティ面がしっかりしているBinance(バイナンス)でのやり方を簡潔に紹介します。

  1. 国内の取引所でビットコインを買う
  2. Binanceにビットコインを送金
  3. ビットコインでPOLYを購入

Binance(バイナンス)の詳しい使い方は以下をご覧ください:

 

マッスルまとめ

ここまで仮想通貨Polymath(POLY)について、特徴、将来性、購入方法などを交えて詳しく説明してきました。

Polymathjは、既存のICOの仕組みを改革するために安全なプラットフォームをブロックチェーン上で実現しようとしています。

特に、第5フェーズで予定されている証券発行会社の設立が現実になれば、大きな注目を集めるこ可能性があり、そうなれば価格が一気に上昇することは容易に想像できます。

そして、先ほども述べたように資産のトークン化が進めば、これまでは分配が難しかったもの(土地の所有件)を簡単に分配できるようになり、分散型経済へと発展していくことが考えられます。

Polymathの今後の動向には引き続き注目です。