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【EOS(イオス)】Ethereum(イーサリアム)超えの仮想通貨とは?

どうも!こんにちは!

クリプトマッスルです!

分散型アプロケーションを作ることに特化した仮想通貨EOS(イオス)について、どういった仮想通貨なのか、特徴、通貨の将来性や購入方法などを分かりやすく説明します。

Dapps(分散型アプリケーション)とは?

 

EOS(イオス)とは

EOSはICO開始直後に、時価総額でトップ10入りするなどして大きな注目を集めていました。

EOS(イオス)の基本情報:

通貨名:EOS
通貨単位:EOS
上限発行量:1,000,000,000 EOS
ネットワーク:ERC20トークン
コンセンサスアルゴリズム:DPoS
公開日:2017年6月26日
公式HP:https://eos.io/
公式Twitter:https://twitter.com/eos_io
公式ブログ:https://medium.com/eosio

このESO(イオス)は、企業などの業務のサポートを目的としたスマートコントラクトを利用した分散型アプリケーションを構築するための仮想通貨で、将来的にイーサリアムを超えるのではないのかとも言われております。

簡単にいうと、パソコンでいうOSのような立ち位置になります。

 

EOS(イオス)の特徴

  • 高速取引で手数料が無料
  • コンセンサスアルゴリズムDPoSの採用
  • トークンに価値がない

それぞれの特徴について説明します。

高速取引で手数料が無料

EOSは1秒間で数百万件の取引ができると言われています。

どれくらいすごいのかというのを分かりやすくするために次のように比較してみました。

1秒間での取引量(目安の数字)

ビットコイン:5件
イーサリアム:30件
マスターカード:2万件
Google:4万件
Facebook:5万件
株式売買:10万件

以上のことからEOSがいかに桁外れの取引量を誇るかが分かります。

さらにEOS(イオス)は取引をする際の手数料が一切かかりません。

ビットコインやイーサリアムで取引を行う際は、分散処理を行うユーザー(マイナー)に対して少額の手数料を支払います。

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しかし、EOSの場合は何らかの決済処理を行ったユーザーに対して年率5%のトークンが配布されるので、手数料は全くかかりません。

コンセンサスアルゴリズムDPoS(Delegated Proof of Stake)の採用

DPoS(Delegated Proof of Stake)は間接民主制のようなコンセンサスアルゴリズムであり、仮想通貨を保有している人の投票によって取引の承認者が決められ、そして選ばれた人がブロックを承認するというものです。

EOSが採用しているDPoSでは、仮想通貨の保有量が増えれば増えるほど投票権が強くなります。

しかし、トークンを無制限に発行してしまうとトークン自体の価値が薄まってしまうことで価値が減少してしまうため、1年で5%以下の供給を想定しています。

このシステムにおいては、セキュリティ面での強さが高いと言えます。

また、PoW(Proof of Work)やPoS(Proof of Stake)と違うところは、PoWやPoSでは誰もが承認者になれる可能性がありますが、DPoSの場合はそのチャンスはありません。

仮想通貨のアルゴリズムとは?【概要と種類】
コンセンサスアルゴリズムの種類と違いをわかりやすく解説

トークンに価値がない

EOSはEOSプラットフォームの開発資金調達のためだけに発行されたトークンで、決済などに使用することはできません

なのでEOSトークンは現状EOSでも使用出来ず、通貨としての機能もなく、また配布終了後48時間で凍結されて移動・取引ができなくなるため通貨としての価値は本来ありません。

トークンはEOSの株式といったイメージになります。

それなのになぜ価値が付いているのかというと、開発チームのblock.oneに経験豊富なメンバーが数多くいる(CTO(最高技術責任者)Daniel LarimerやチームパートナーBrock Pierceなど)ことや、EOSの機能性が高いこと、今後プラットフォーム内で使われる可能性が高いことが挙げられます。

 

EOS(イオス)の将来性

EOSは、アメリカの格付け会社であるWeiss Ratingによる2018年1月24日に公表した評価の中で、イーサリアムと並ぶ「B」評価を受けています。

この評価ですが、ビットコインが「C+」という評価を得ていることから、2018年1月の時点では、すでにビットコインを超えたという見方を出来ます。

理由としては、仮想通貨取引において重要であるスピードや効率性、手数料ゼロなどにおいてビットコインよりも高い評価を受けているからとしています。

また、2018年4月15日には、EOS通貨保持者に向けてのAirdrop(エアドロップ)が行われたことで、EOS通貨の価格は上昇しました。

エアドロップ(AirDrop)とは?〜始め方から売り方まで〜

今後もEOS保持者に向けて、EOSプロジェクトからの何かしらのアプローチがあると言われていることから、今後も価格が上昇するかもしれません。

さらに、EOSは世界でも有数の仮想通貨取引所であるBitfinexと提携し、仮想通貨取引所を立ち上げる予定にあります。

しかしこれに関してはあくまでも予定であり、中止となる可能性もあります。

ですが、基軸通貨の1つとしてEOSトークンが使用されることになれば、仮想通貨市場の中でも特に信頼性のある通貨として取り扱われることになるでしょう。

 

EOS(イオス)の購入方法

2018年8月31日現在では、EOSは日本円で購入することはできませんので、海外の取引所を利用することをおすすめします。

ここではセキュリティ面がしっかりしているBinance(バイナンス)でのやり方を簡潔に紹介します。

  1. 国内の取引所でビットコインを買う
  2. Binanceにビットコインを送金
  3. ビットコインでEOSを購入

Binance(バイナンス)の詳しい使い方は以下をご覧ください:

 

マッスルまとめ

ここまで分散型アプロケーションを作ることに特化した仮想通貨EOS(イオス)について、どういった仮想通貨なのか、特徴、通貨の将来性や購入方法などを合わせて分かりやすく説明しました。

そもそも、EOSは大企業間での取引を円滑にするために展開されたプラットフォームで、通常の仮想通貨とは少し違い、EOSを保持することは、株式投資と同じような感覚であると言えるでしょう。

Airdropの活用もなされており、新しい取り組みが今後とも期待されるため、プラットフォームとしても通貨としてもEOSには引き続き注目です。

また、2018年6月15日に、イーサリアムのブロックチェーン規格から独立し、EOS(イオス)独自のネットワーク上で開発したメインネットへの移行が完了しました

今後のロードマップは今のところは以下の通りになります、

2018年の夏〜秋:並列処理のためにコードを最適化

2018年冬:クラスタ導入(詳細不明)

今後もEOSの動向から目が離せません。